ヘルス&メンタル
2024年11月27日
仕事中の「異様な眠気」、危険度は?あまりに眠すぎるときに考えられる病気リスク (4/4)
ナルコレプシー
症状
日中の突然の強い眠気や睡眠発作、筋力の突然の喪失(カタプレキシー)、睡眠麻痺、幻覚
対処法
規則正しい生活、毎日同じ時間に短時間(30分程度)の昼寝、医師の処方による薬物療法
発達障害や吃音
ASDやLD、ADHDといった発達障害や吃音も、睡眠障害と大きな関りがあるとされています
ASD(自閉症スペクトラム生涯)
症状:コミュニケーションが苦手、パターン化した興味や強いこだわり
LD(学習障害)
症状:読む、書く、聞く、話すなどが極端に苦手
ADHD(注意欠如・多動性障害)
症状:ひとつのことに集中できない、じっとしてられない
吃音とは
症状:反復(単音や単語の一部を繰り返す)、引き伸ばし(単語の一部を長くのばす)、ブロック(単語の出始めなどでつまる)
他に眠気の原因と考えられる病気
甲状腺機能低下症
疲労感、体重増加、肌の乾燥など
鉄欠乏性貧血
疲労感、息切れ、頭痛
うつ病
持続する倦怠感、興味・喜びの喪失、集中困難
仕事中に眠気が強く意識が飛ぶ症状が出る場合、まずは脳神経内科や精神科、心療内科に相談に行きましょう。
監修者プロフィール
野田博之
パーソナルトレーナー
トレーニング健康事業を営む「株式会社Reblood」代表取締役。福岡でパーソナルトレーニングジム「ULTRA MAINTENANCE」を3店舗経営。
<Edit:MELOS編集部>