ヘルス&メンタル
2023年11月13日

睡眠におすすめの耳栓、コレで決まりかも|編集部の推しアイテム

マンションやアパートでよくトラブルになる足音や話し声、テレビの騒音。一軒家でも近所の音が気になるときもあるでしょう。朝や昼間ならまだしも、夜は静寂のなかでゆっくり眠りたいものです。

そんなときの対策として有名なのは「防音カーテン」と「耳栓」、「防音用のイヤーマフ」。中でも耳栓はマストアイテムでしょう。

前回は最強と名高いモルデックスを紹介しましたが、今回はMack's Pillow(マックスピロー)のシリコンイヤープラグの使用レポです。

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マックスピローのシリコン耳栓をおすすめする理由

こちらの耳栓は少し変わった形状をしており、柔らかい粘土のようなシリコンタイプとなっています。そのため、自分の耳穴に合うように形成し、フィットさせることが可能です。

ぷにぷにした触り心地

肝心の防音性ですが、使い方次第で0にも100にも変わります。いろいろ試した結果、以下のやり方がベストでした。

  • 1ピースを平らにする
  • 耳穴に入れるのではなく、穴に被せるように押し当て、シリコンの端すべてを皮膚に馴染ませる(サランラップのように耳穴を密封させるイメージ)

外国の商品なので1ピースが大きく、半分にちぎって左右に使うとちょうどいいのですが、防音性はやや劣ります。逆にアラームの聞き逃しが不安な人は、1個を2つに分割して左右に使うとよいでしょう。

耳穴が痛くならない、かゆくならない

耳穴に入れるタイプの耳栓は、人によっては耳の圧迫感や痛み、またかゆみを感じる人もいます。自分もそうだったのですが、このマックスピロー耳栓は耳穴に入れないので、長時間つけていても痛みやかゆみは出ませんでした。

耳栓のし過ぎで耳穴にできものが出来たときも比較的安心です(本当はつけずに通気性をよくするのがベストとは思いますが)。

モルデックスのメテオやカモは、きちんと耳奥までフィットすれば最強なのですが、意外とうまくはまらないんですよね……。細長くした耳栓を奥まで差し込むのにコツがいりますし、基本的に使い捨てしないと劣化し、細長く形成できなくなります。そうなるとさすがのモルデックスもただのスポンジです。

こうした作業を毎回行うのが手間に感じ、結局はひだ付きのシリコン耳栓を愛用していました。似たような人は多いのではないでしょうか。

マックスピロー耳栓は「入れる」ではなく「覆い被せる」

マックスピロー耳栓を普通の耳栓のように耳穴にいれても、防音性は乏しいです。

平たくして耳穴に「覆い被せる」、そして封をするように「シリコンの縁まわりを皮膚に押し当ててふたをする」。この2点を守ったところ、驚きの防音性が手に入りました。

こんな感じで平たく伸ばして耳穴を覆う

とはいえデメリットもある

デメリットとしては、ぷにぷにとした感触のため、ゴミなどが付着しやすいという点でしょうか。

粘着性ではないので髪の毛などはくっつかないですが、衛生面で気になる人はぬるま湯で洗う、コンタクトケースに入れるなどしているようです(非公式なので推奨はしません)。そういう意味でコスパは悪いかもしれません。

また、この耳栓の“NRR(ノイズリダクションレイティング):アメリカにおける騒音減衰評価値”は22dBです。モルデックスのメテオ・カモは33dB。数値上ではモルデックスの圧勝です。

猛者だとモルデックスをした上からマックスピロー耳栓でフタをするという人もいるようですね。振動音以外は何も聞こえなさそう。

イヤーマフも上から着けて寝ています

自分の場合は、前回ご紹介したイヤーマフを上からつけて寝ています。寒い時期はかなりいい具合に暖もとれます。

そのうちホットアイマスクと乾燥防止のシルクマスクもつける予定です。もはや誰か分からない状態になるかと思いますが、睡眠の質を高めるためには手間を惜しみません。こちらもそのうちレポートします。

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<Text & Photo:編集部>