ヘルス&メンタル
2025年1月23日

中年太りしない人の特徴8つ。40代・50代以降も太らない人がしているコトとは (2/4)

特徴1 糖質や脂質を抑えた食生活をしている

若い頃と変わらず糖質や脂質の多い食生活をしているという人は要注意!

10代20代の頃は活動量も多く、基礎代謝も高いため、多少糖質や脂質の多い食事をしていたとしても消費されて太りにくかったかと思います。

しかし中年になると活動量が減り、基礎代謝も下がるため、今まで通りのような食事をしていると、摂取したエネルギーは消費しきれずに脂肪として蓄積されてしまいます。

これが中年太りの原因!

糖質を摂取すると、体内で消化・吸収され血糖値が上昇します。血糖値が上がると、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが分泌されます。

インスリンは血糖値を下げる際、糖を脂肪に変える働きがあります。急激に血糖値が上がり、インスリンが大量に分泌されるとたくさんの糖が脂肪に変わってしまい、その結果、太ってしまうのです。

脂質は栄養の中でもっとも高カロリー

また、脂質は三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の中で一番エネルギーが高く、1gあたり9kcalです。

脂質をたくさん摂っていると、摂取したエネルギー量が過剰になり、消費しきれなかった余分な部分は体に脂肪として蓄えられ、太ってしまいます。

中年太りしない人は、油っこいものやスナック菓子、スイーツなど、糖質や脂質が多いものを控えるなど、必要以上に摂らない食生活をしています。

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特徴2 食べるスピードがゆっくりである

仕事や家事、育児などで忙しく、つい早食いになってしまう人も多いのでは?

でも、中には早く食べたくてもゆっくりになってしまう人や、時間に追われずにゆっくり食べられる人もいますよね。そういう人は中年太りしにくいのです。

よく噛んでゆっくり食べると、栄養の消化吸収もゆっくりになるので、血糖値の上昇が緩やか。反対に早食いしてしまうと、摂った栄養が一気に消化・吸収され、血糖値が急上昇しやすくなってしまいます。

血糖値が急上昇すると、それを下げるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌されるのですが、先述の通りインスリンは血糖値を下げる際、糖を脂肪に変える働きがあるので、大量に分泌されると太りやすくなるのです。

このような理由から、ゆっくり食べる人の方が、血糖値が上がりにくく太りにくいと言えます。

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