ヘルス&メンタル
2025年2月25日

愛情不足で育った男性の特徴とは。大人になったら手遅れなのか?改善方法とは (3/5)

「自分は愛される価値がない」と思い込んでいる

恋愛に対してネガティブな思考が強く、「どうせ自分なんか」という気持ちを抱えてしまう。せっかく素敵な人に好かれても、「相手が本気になるわけがない」と自ら距離を取ってしまうことも。


好意を向けられても信じられず、試すような行動を取る
「自分なんかと付き合っても相手は幸せになれない」と思ってしまう
いい関係になっても、自分から壊してしまう

「愛される=成果を出すこと」と考えてしまう

幼少期に「頑張らないと認められない」と感じて育った場合、恋愛でも「何かをしないと愛されない」と思い込んでしまうことがあるようです。

結果として、仕事の成功や経済力を重視しすぎたり、恋人にプレゼントを贈り続けたりすることも。


「収入が増えればモテるはず」と考え、仕事ばかり頑張る
高価なプレゼントで相手の気持ちをつなぎとめようとする
恋人に対して「役に立てているか?」を常に気にする

本来の恋愛は「何もしなくても愛される」もの。努力しすぎることで、かえって心の距離が生まれてしまうこともあります。

愛情不足で育った大人に共通する特徴とは[臨床心理士監修]

今回挙げた特徴は、「愛情不足で育った人全般」に見られる傾向 なので、男性だけでなく女性にも当てはまる部分があります。

ただし、男女で表れ方が少し異なることが多いです。

【男性に多く見られやすい傾向】

  • 成果主義的な愛情観(仕事や経済力で愛されようとする)
  • 恋愛の回避傾向(面倒だから恋愛しない、傷つくのが怖いと距離を置く)
  • 束縛や支配欲が強くなる(パートナーの行動を細かく管理しようとする)
  • 感情表現が苦手(弱さを見せるのは恥ずかしいと思い、本音を隠す)

とくに、男性は「男は強くあるべき」という社会的プレッシャーもあり、「弱音を吐くのはダメだ」と思い込んで恋愛での不安や寂しさを隠そうとすることが多いです。

その結果、回避型になったり、逆に束縛しすぎたりといった行動に出やすくなります。

愛着障害?「愛情不足で育った男性」の特徴とその理由

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