
ヘルス&メンタル
2025年3月25日
そのイライラ、憂うつは「男性更年期」かも!男性の6人に1人が発症 (1/3)
女性の更年期は有名ですが、実は男性にも更年期はあります。
「男性更年期」の啓発の取り組みを行う株式会社メイルメノポーズのリリースから、知られざるリスク「男性更年期」についてお届けします。
男性更年期とは
男性更年期とは、加齢・ストレス・生活習慣の影響で男性ホルモン(テストステロン)が減少し、自律神経が乱れやすくなることで心身に不調をきたす症状のことです。
「LOH(加齢男性性腺機能低下症)症候群」とも呼ばれ、40代以上の男性に発症することがあります。
加齢に伴い自然に起こる現象ではありますが、認知度が低いため適切な対処ができず、症状が悪化するケースが増えています。
現在、日本には潜在的な罹患者が約600万人いるとされ、これは男性の6人に1人に相当します。
男性更年期と男性更年期障害の違い
男性更年期は、加齢に伴うテストステロンの減少によって生じる自然なホルモン変化を指します。しかし、認識不足のため適切な対策が取られず、症状が悪化する人が増えています。
一方で、「男性更年期障害」は、そのホルモンの減少により心身の不調が顕著に現れ、日常生活に支障をきたす状態のことを指します。
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