フィットネス
2025年4月15日

筋肉が落ちるとどうなる?「筋肉がかなり落ちている人」の特徴とは (2/2)

「筋肉がどんどん落ちる」NG生活習慣とは

望月さん:次のような栄養・運動・休息不足でバランスの悪い生活習慣は、筋肉がどんどん落ちやすい傾向にあります。

筋肉が落ちるNG生活習慣

  • 欠食が多い(朝ごはんを食べない等)
  • 食生活に偏りがある
  • 運動習慣がない
  • ほとんど座って生活している
  • 寝る時間を十分に確保できていない
  • 不規則な生活を送っている

落ちた筋肉をとり戻すリカバリー術

対策① 「タンパク質」と適度に「糖質」を摂る

望月さん:タンパク質が不足すると筋肉を作ることができません。

また、糖質が不足すると、タンパク質が体を動かすエネルギー源として使われてしまうため、筋肉の減少につながります。

なお、食事はあくまでも3食とって、栄養のバランスを意識することが前提です。「朝ごはんを抜く」「タンパク質だけとる」のは控えましょう。脂肪の蓄積につながり、体によくない影響を及ぼします。

対策② 筋トレを習慣づける

望月さん:落ちた筋肉を戻すには、筋トレが欠かせません。まずは「スクワット」「プランク」を続けてみるとよいでしょう。

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対策③ 十分な睡眠時間を確保する

望月さん:1日7~8時間程度は睡眠時間を確保しましょう。睡眠時に分泌される「体を作るホルモン」は、筋肉を作るうえで重要です。

監修者プロフィール

健康検定協会理事長
望月 理恵子

株式会社Luce代表取締役、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員。サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。「栄養学の◯と×」、「やせる時間に食べてみた!」など著書も多数。

<Edit:編集部>

※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したも

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