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貧血との上手な付き合い方。スポーツ選手も悩んでます│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#7 (1/2)

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 みなさん、こんにちは!7人制ラグビーの寺田明日香と申します!

 あっという間に7月になり、うだる様な暑さになりましたね。道産子の私には、かなりこたえる暑さです……。熱中症にならないよう、水分補給はこまめにしましょうね!

 さて、そんな中書く今回の記事は、私も苦しんだ“貧血”についてのお話です。鉄分も忘れずに補給しましょう、ということで、今回もお付き合いのほど、よろしくお願いします!

“貧血”が起こるメカニズムって!?

 貧血は、運動をしている方にとってもしていない方にとっても、よく耳にする、かなり身近な疾患なのではないでしょうか。軽いめまいや頭痛などの症状が出て、検査をしてみたら貧血になっていた、ということはよくあるようで、特に月経がある女性の方がなりやすく、注意しなければなりません。

 そもそも、貧血とは、血液中にある酸素を運搬する物質であるヘモグロビン(Hb)が減少し、十分な酸素が体に行き届かなくなり、酸欠状態になることで引き起こされます。このヘモグロビンを作るために、鉄(ヘム)とタンパク質(グロビン)が必要になるわけですが、体に十分な鉄がないとヘモグロビンの合成が難しくなってしまうのです。

 通常、肝臓や脾臓には、貯蔵鉄として鉄が蓄えられており、すでに利用されている鉄も体内で代謝されて再利用されるため、ごく微量しか排出されないと言われています。しかし、食事で摂取した鉄分が体内に吸収されるのは10%程度と低いため、注意していないと不足しやすいものなのです。

 体内からの排出量が摂取量を上回ってしまうと、再利用された鉄だけでは足りなくなり、貯蔵鉄から利用されます。しかし、貯蔵鉄を使い果たしてしまうと、いよいよヘモグロビン合成に十分な量の鉄が確保できなくなるのです。

練習中の不調の原因は“貧血”だった!?

 このようにして引き起こされる貧血は、“鉄欠乏性貧血”と言いますが、そんな私も、高校2年生の春〜夏あたりに、練習中にめまいや頭痛、吐き気、手足のしびれなどの症状が出るようになり、検査の結果、鉄欠乏性貧血と診断されました。

 一度貧血になってしまうと、一気に鉄分を吸収することは難しいため、治るまでに時間を要してしまうのが貧血の大変なところです。また、トレーニングの量も落とさなければならず、アスリートにとっては大ダメージと言わざるを得ません。

次ページ:わたしと“貧血”との付き合い方

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