黒豆茶は毎日飲んでいい?「体にいい」は本当?注意点と飲む量の目安【医師監修】 (2/4)
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むくみ・冷え・便通への効果はある?
黒豆茶に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。その結果、水分バランスが整いやすくなり、むくみ対策につながる可能性があります。
むくみについて

カリウムには、ナトリウムを体の外に出しやすくする働きがあります。一般論として、塩分の摂りすぎを調整するうえでカリウムは重要です。
ただし、黒豆茶を飲むことでむくみが改善するとまでは言い切れません。黒豆茶1杯あたりに含まれるカリウム量は製品や抽出条件で異なり、むくみの原因自体も塩分、長時間の同じ姿勢、睡眠、ホルモンバランス、病気などさまざまです。
むくみが続く場合は、飲み物だけで対処しようとせず原因の確認が大切です。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
冷えについて
黒大豆由来ポリフェノールに関する研究では、血管機能や一酸化窒素、酸化ストレスへの影響が報告されています。ただし、これをそのまま「黒豆茶で冷えが改善する」と断定するのは適切ではありません。
冷えの感じ方には個人差があり、貧血、低栄養、甲状腺機能、睡眠、ストレスなど別の要因が関わることもあります。黒豆茶は、温かく飲めるノンカフェイン飲料として生活に取り入れやすい、という位置づけが現実的です。
便通について
ここは誤解しやすいポイントです。黒豆そのものには食物繊維がありますが、黒豆茶の飲料製品では食物繊維0gと表示されているものがあります。
したがって、黒豆茶について「食物繊維が豊富で便通改善に役立つ」と一般化するのは適切ではありません。
便通を整えたい場合は、黒豆茶だけに期待するよりも、食物繊維を含む食品、水分、運動、睡眠を含めて考えるほうが実際的です。
黒豆を煎じた黒豆茶の効能効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
黒豆茶を毎日飲むと期待できること
黒豆茶は日常に取り入れやすい飲み物ですが、黒大豆そのものの栄養と黒豆茶として摂れる成分量は分けて考える必要があります。ここでは、期待しやすい点と考え方を整理します。
カフェインを控えたいときの飲み替えに向いている
コーヒーや濃いお茶を減らしたい方にとって、黒豆茶は取り入れやすい選択肢です。
黒豆茶飲料にはカフェイン0mgと表示されている製品もあり、カフェインを控えたい方の飲み替え先として使いやすいでしょう。
甘い飲み物の代わりとして取り入れやすい
黒豆茶をジュースや加糖飲料の代わりに選ぶことで、余分な糖分を控えやすくなる可能性があります。
これは黒豆茶固有の薬効というより、無糖の飲み物へ置き換える生活習慣上のメリットです。
次:黒豆茶は1日何杯まで?適量の目安
黒豆茶に期待できる6つの効能すべてを詳しく解説[管理栄養士監修]







