ウェルネスフード
2026年6月15日

鮭を食べると体はどう変わる?筋肉や疲労回復にいい理由[管理栄養士が解説] (4/4)

鮭とサーモンの違いは?

「鮭」と「サーモン」は似ていますが、一般的には以下のように区別されています。

  • 鮭:加熱用
  • サーモン:生食用

天然の鮭にはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があるため、基本的に加熱が必要です。一方で、刺身用サーモンは養殖管理されており、生食できるよう処理されています。

鮭にはどんな種類がある?

加熱用の鮭は大きく分けて3種類あります。それぞれ味わいはもちろん、栄養素にも違いがあります。

白鮭(秋鮭)

一般的に「鮭」と言う場合、白鮭を指すことが多いです。9〜11月頃に出回る「秋鮭」は脂質が控えめで、カロリーは低め。さっぱりとした味わいが特徴です。

銀鮭

銀鮭は脂のりが良く、身色が濃いオレンジ色をしています。ふっくらとした食感で、脂の旨味を楽しめるバランスの良い品種です。

紅鮭

紅鮭は鮮やかな赤色の身が特徴です。身が締まりつつ、程よい脂のりがあり、旨味も強い傾向があります。アスタキサンチン量も一番多く含まれている点も大きな特徴です。

安全に食べるために「アニサキス」に注意

鮭には「アニサキス」という寄生虫がいる場合があります。アニサキスが付着した魚を生や加熱不十分な状態で食べると、腹痛や吐き気、嘔吐などを引き起こすことがあります。

アニサキスは以下の条件で死滅します。

  • −20℃で24時間以上冷凍
  • 70℃以上で1分以上加熱

予防のためには以下を意識しましょう。

  • 生食用を選ぶ
  • 内臓は早めに取り除く
  • 内臓を生で食べない
  • 目視で確認する
  • 十分に加熱する

鮭は食べるメリットがたくさん

鮭は、DHA・EPAやアスタキサンチン、ビタミンDなどを含む栄養価の高い魚です。

中性脂肪対策や生活習慣病予防、美肌づくり、筋力維持など、幅広い健康メリットが期待できます。種類によって脂質量や特徴も異なるため、目的や体調に合わせて選ぶのがおすすめです。

鮭のような栄養価の高い食材を日々の食事にうまく取り入れるには、自分の体質や目的に合った食事設計が大切です。「何をどう食べればいいのかわからない」という方は、管理栄養士によるオンライン食事指導サービス「CHONPS」で、あなたのお悩みに合わせた食事サポートを受けてみてください。

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【CHONPS(チョンプス)】食生活を変えたい、でもできない人へ。「食べちゃダメ」がない“食事版”パーソナルトレーニングならどうだろう?

〈参考文献〉
食品成分データベース
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省
筋肉をつくる食事・栄養パーフェクト事典|ナツメ社
アニサキスによる食中毒を予防しましょう|厚生労働省

監修者プロフィール

田中宏佳(たなかひろか)

ドラッグストア、保育園、フィットネススクールにて管理栄養士として勤務し、幅広い年代への栄養サポートを経験。その後、オーストラリアで飲食業に携わりながら、オンラインでの栄養指導を実施。現在は特定保健指導とWebライティングを中心に活動している。

<Edit:編集部>

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