ウェルネスフード
2026年7月1日

トマトジュースを飲み続けるとどうなる? 1週間~3か月の変化 (1/5)

「トマトジュースを毎日飲むと、体にどんな変化が起きるの?」

健康や美容によいイメージがあるトマトジュースですが、実際に飲み続けた場合、どのような効果が期待できるのでしょうか。近年はリコピンやGABAなどの成分に注目が集まり、毎日飲む人も増えています。

とはいえ、「1週間で変化はある?」「3か月続けたらどうなる?」「飲み過ぎても大丈夫?」など、気になることは少なくありません。

トマトジュースを飲み続けた場合に期待できる体の変化について、期間ごとに見ていきます。栄養素や飲むメリット、1日どのくらい飲むといいか、また効果的な飲み方もお届けします。監修は、金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長・小倉 慶雄先生です。

トマトジュースを毎日飲むとどんなメリットが期待できる?

トマトジュースは、リコピンやGABA、カリウムなどの栄養素を手軽に摂取できる飲み物です。毎日飲んだからといってすぐに体が変わるわけではありませんが、継続することで健康維持に役立つ可能性があります。

1.野菜不足を補いやすくなる

厚生労働省は1日350g以上の野菜摂取を推奨していますが、実際には不足している人も少なくありません。

トマトジュースは野菜の代わりになるわけではないものの、忙しい日の栄養補給として活用できます。毎日の食生活に取り入れることで、野菜由来の栄養素を補いやすくなるでしょう。

【野菜ジュースは意味ないのか】野菜不足を補う効果は?毎日飲むと肝臓に悪い?

2.抗酸化成分「リコピン」を効率よく摂取できる

トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用を持つことで知られています。

抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素の働きを抑えること。活性酸素が増えすぎると、細胞にダメージを与える可能性があるため、健康維持の観点からも注目されています。

トマトジュースを継続的に飲むことで、リコピンを手軽に摂取し続けることができます。

3.むくみ対策に役立つ可能性がある

トマトジュースにはカリウムが含まれています。

カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)の排出をサポートするミネラルです。そのため、塩分の摂りすぎが気になる人や、むくみが気になる人にとってはうれしい栄養素といえるでしょう。

ただし、むくみが続く場合や急に悪化した場合は、心臓・腎臓・肝臓などの病気が隠れていることもあるため、医療機関に相談しましょう。

とくに腎臓病がある人、カリウム制限を指示されている人、透析中の人は、トマトジュースの摂取量に注意が必要です。自己判断で毎日飲み続ける前に、主治医や管理栄養士に相談しましょう。

4.血圧が気になる人の健康習慣に

トマトジュースに含まれるGABAは、血圧との関連で注目されている成分です。

もちろん、トマトジュースだけで血圧が改善するわけではありません。しかし、適度な運動やバランスのよい食事とあわせて取り入れることで、健康的な生活習慣づくりに役立つ可能性があります。

また、血圧が気になる人がトマトジュースを選ぶ場合は、食塩無添加タイプを選ぶのが基本です。食塩入りの商品を毎日飲むと、減塩の妨げになる可能性があります。

※GABA量は商品により異なります

トマトジュースを毎日飲む時の「量」トマトジュースと血圧の関係。カリウムが関係している?

5.腸内環境をサポートすることも

商品によって異なりますが、トマトジュースには食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える働きが期待されており、便通改善をサポートする栄養素として知られています。

普段から食物繊維が不足しがちな人は、トマトジュースを取り入れることで補いやすくなるでしょう。

次:トマトジュースを飲み続けると期待できる変化

1 2 3 4 5