なぜ?トマトジュースで血圧が下がる理由。いつ飲む?どのくらい飲み続ければいい? (1/3)
「トマトジュースは血圧にいい」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。健康診断で血圧の数値が気になり始めた方の中には、すでに毎日の習慣に取り入れているという方もいらっしゃるかもしれません。
なぜトマトジュースで血圧が下がると言われているのでしょうか。血圧に対する効果や、いつ、どのくらい飲めばいいのか見ていきます。監修は、たいや内科クリニック管理栄養士・林 安津美さんです。
トマトジュースで血圧が下がると言われる理由
トマトジュースが血圧対策として注目されるのには、いくつかの成分が関係しています。
カリウムによる塩分排出のサポート
トマトジュースにはカリウムが含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウム、つまり塩分の排出を促す働きがあります。
塩分の摂りすぎは血圧上昇の大きな要因のひとつであるため、カリウムを含む食品を取り入れることは、血圧管理の基本的な考え方のひとつとされています(※1)。

リコピンによる血管への良い影響が期待される
トマトジュースに豊富に含まれるリコピンには、強い抗酸化作用があります。実際に、リコピンを含むトマトジュースを継続して飲んだグループで、血管のしなやかさを示す指標が改善したという研究結果も報告されています(※2)。
血管の健やかさを保つことは、血圧管理においても重要なポイントです。
(※2)カゴメ株式会社「トマトジュースの継続摂取と血管機能改善」
GABAによるサポート
GABA(γ-アミノ酪酸)はアミノ酸の一種で、トマトにも含まれています。複数の臨床試験では、GABAを含む食品を継続的に摂取することで、正常高値血圧者や軽症高血圧者などにおいて血圧の低下がみられたことが報告されています。
GABAは、「高めの血圧を低下させる機能」を表示する機能性表示食品の機能性関与成分としても利用されています。(※3)
(※3)
株式会社ヤクルト本社 中央研究所『Yakult Science Report No.14 GABA』
農業・食品産業技術総合研究機構機能性関与成分の機能性に関する説明資料










