なぜ?トマトジュースで血圧が下がる理由。いつ飲む?どのくらい飲み続ければいい?
ウェルネスフード
2026年9月7日

なぜ?トマトジュースで血圧が下がる理由。いつ飲む?どのくらい飲み続ければいい? (3/3)

トマトジュースを飲み続けても血圧が下がらない場合、どんな理由が考えられる?

「毎日飲んでいるのに血圧に変化がみられない」という場合、いくつかの理由が考えられます。

まず、トマトジュースに含まれるGABAの量は商品によって異なります。また、GABAを含む食品による血圧への作用には個人差があり、飲めば必ず血圧が下がるわけではありません。

機能性表示食品を利用する場合は、機能性関与成分の含有量や1日摂取目安量など、パッケージの表示を確認しましょう。

また、血圧対策を目的とする場合は、食塩相当量にも注意が必要です。食塩(ナトリウム)の摂り過ぎは血圧上昇の要因となるため、トマトジュースを選ぶ際には、食塩無添加タイプを選ぶとよいでしょう。

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さらに、日常的な食塩の摂り過ぎ、運動不足、肥満、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足など、さまざまな生活習慣が血圧に影響します。そのため、トマトジュースだけで血圧を管理しようとするのではなく、減塩や適正体重の維持、運動など生活習慣全体を見直すことが大切です。

トマトジュースは、あくまで健康的な食生活を構成する食品のひとつです。高血圧と診断されている方は、トマトジュースだけに頼ったり、自己判断で治療を中断したりせず、医師の指示に従って治療を続けましょう。

注意点も! 血圧が気になる人が意識すべきこと

血圧対策としてトマトジュースを取り入れる際は、いくつか意識しておきたい点があります。

食塩無添加タイプを選ぶ

まず、食塩無添加タイプを選ぶことが基本です。せっかくの効果を、添加された塩分が打ち消してしまわないようにしましょう。

トマトジュースは薬ではない

また、トマトジュースはあくまで生活習慣の中のサポート役であり、治療の代わりにはなりません。すでに降圧薬を処方されている方は、自己判断で服薬をやめたり量を調整したりせず、必ず医師の指示に従ってください。

腎臓の機能が低下している方や、カリウムの摂取制限を受けている方は、トマトジュースに含まれるカリウムにも注意が必要です。取り入れる前に、主治医や管理栄養士に相談することをおすすめします。

1日200mL程度に留める

最後に、摂取量は、1日200mL程度をひとつの目安として取り入れるとよいでしょう。

ただし、血圧を下げるための適切な摂取量として200mLが確立されているわけではありません。多く飲めば、その分エネルギーや糖質の摂取量も増えるため、適量を心がけることが大切です。

トマトジュースだけに頼るのではなく、減塩、適正体重の維持、適度な運動など、生活習慣全体を整えていくことが血圧管理では重要です。

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監修者プロフィール

たいや内科クリニック
管理栄養士 林 安津美(はやし あつみ)さん

大学卒業後、JAあいち厚生連で37年にわたり病院の管理栄養士として勤務。その間、豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。2022年5月よりたいや内科クリニックへ入職。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を活かし、患者さんの思いを聴き・応え、患者目線でテーラーメイドの医療を届けるよう心掛けている。

<Text:外薗 拓 Edit:編集部>

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