豆腐の食べ過ぎはどれくらい?1日の適量と食べ過ぎによるデメリット (1/2)
豆腐は低カロリーでヘルシーだから、たくさん食べても平気?
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
ダイエットや健康のために豆腐を積極的に取り入れている人は少なくないと思いますが、実は食べ過ぎには注意しておきたい点もあります。
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長の菊池真大先生監修のもと、豆腐を食べ過ぎるとどうなるのか、どれくらいから食べ過ぎなのか、1日の適量や期待できる栄養まで詳しく解説していきます。
豆腐を食べ過ぎるとどうなる?どれくらいから食べ過ぎ?
豆腐を一度にたくさん食べると、お腹の張りやガス、腹痛、下痢などの不調につながることがあります。
豆腐には「1日○gを超えたら食べ過ぎ」という明確な基準はありませんが、1日100〜150g程度がひとつの目安です。毎日のように1丁(300g)以上食べる場合は、食べ過ぎにならないよう注意したい量といえるでしょう。
大豆イソフラボンについては、食品安全委員会が安全な1日摂取目安量の上限を70〜75mg(アグリコン換算)としています。豆腐だけで換算すると平均約350〜370gに相当します。ただし、これは「350〜370gを超えたらただちに健康被害が起こる」という境界線ではありません。
豆腐の食べ過ぎによる影響やデメリット
豆腐を食べ過ぎた場合、具体的には次のような影響やデメリットが考えられます。
お腹の張り・腹痛・下痢につながることも
豆腐には、オリゴ糖の一種である「ラフィノース」が含まれています。このオリゴ糖は、大量に摂取すると腸内で発酵し、ガスが溜まりやすくなることがあります。
その結果、お腹の張りや腹痛、下痢につながることがあります。一度に大量の豆腐を食べるのではなく、適量を守ることが、こうした不調を避けるポイントです。
栄養バランスが偏る
豆腐はたんぱく質を補える一方、豆腐だけでは食事に必要な栄養素をすべて補うことはできません。
豆腐だけで食事を済ませたり、肉・魚・主食などの代わりに大量に食べ続けたりすると、栄養バランスが偏る可能性があります。主食や野菜、肉・魚・卵など、ほかの食品と組み合わせましょう。
大豆イソフラボンの摂り過ぎ
豆腐に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持つ成分です。
大豆イソフラボンを長期間にわたって過剰に摂取すると、女性ホルモンに関わる体の働きに影響する可能性があります。海外の研究では、閉経後女性が大豆イソフラボンを1日150mg、5年間摂取したところ、子宮内膜増殖症の発症が増えたことが報告されています。
こうした研究や日本人の食経験などをもとに、食品安全委員会は大豆イソフラボン(アグリコン換算)の安全な1日摂取目安量の上限を70〜75mgとしています。平均値で単純計算すると、豆腐約350〜370gに相当します。
ただし、70〜75mgは「これを超えたら健康被害が起こる」という境界線ではありません。食品安全委員会も、大豆食品から一時的にこの目安を超えても、直ちに健康被害につながるものではないとしています。
豆腐は1日どのくらいが適量?
豆腐には、1日の適量について明確な公的基準はありません。ほかの大豆製品から摂る大豆イソフラボンや食事全体のバランスも考え、1日100〜150g程度をひとつの目安にするとよいでしょう。
一般的な300g入りの豆腐なら約1/3〜1/2丁、3個パックなら1パック150g程度が目安です。
豆腐一丁(300g)は食べ過ぎ?
たまに1丁食べたからといって、すぐに健康への影響を心配する必要はありません。ただし、毎日300g食べる場合は、ほかの大豆製品から摂る分も含め、大豆イソフラボンの摂取量が多くなりすぎないよう注意しましょう。
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