ウェルネスフード
2021年10月15日

最近のヨーグルト、進化ハンパない!「植物性ヨーグルト」ってナニ?おすすめ商品3選も紹介 (1/2)

 朝食や間食などで食べている人も多いであろうヨーグルト。「ヨーグルト、3割が『ほとんど毎日食べる』。食べる理由や好きな銘柄は?」という記事でも、その人気っぷりは調査結果に現れています。最近では若年男性の4人に1人が「たんぱく質摂取」目的にのむヨーグルトを飲んでいるという調査結果も公表されているほど。

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停滞期にあったヨーグルト・乳酸菌飲料市場

 すっかり日常的な食品になって久しいヨーグルトですが、実のところ近年はやや低迷気味でした。TPC マーケティングリサーチ株式会社の調査によると(※1)、ヨーグルト・乳酸菌飲料市場は、2019年度で前年比1.3%減の6,703億円でした。うちヨーグルト市場は前年比0.8%減。乳酸菌配合商品のカテゴリーが広がったことで需要が流れ、2016年度をピークに微減が続いている状態でした。

 そんな同市場ですが、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で健康維持に関心が高まり、ヨーグルト・乳酸菌飲料の摂取ニーズが拡大。全体の市場規模は前年比3.9%増の6,964億円と復調傾向にあります。

ヨーグルト市場の中でも植物性ヨーグルトが伸長

 KSP-POSデータ(※2)によると、ヨーグルト市場の中でも植物性ヨーグルトは対前年同期比24.7%増と大きく伸長しました。一般的なヨーグルトは牛乳を原料としていますが、植物性ヨーグルトは豆乳やアーモンドミルクなどを使用しており、健康・美容ニーズの高まりやヴィ―ガンなどにも対応できるとして、近年さらなる注目を集めています。

 そんな植物性ヨーグルトの中でも、乳酸菌や大豆イソフラボン、食物繊維といった栄養素が摂取できる「豆乳ヨーグルト」が順調に拡大しています。

個性派植物性ヨーグルト3選

 植物性ヨーグルトの先駆けである豆乳ヨーグルトのほかにも、さまざまな植物性ヨーグルトが出てきています。おすすめの3商品を、「カップヨーグルト研究会」を主催し、1日5~6個のヨーグルトを食べるヨーグルト専門家・向井智香さんのコメントとともに紹介します。

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