「アームレスリングのトレーニングをしているとポジティブになれる!」ハコイリムスメ・我妻桃実(前編) (1/3)
アイドル界で静かに熱を帯びているアームレスリング。その発端となったのは、タワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」が主催する2014年の感謝祭イベント内で行なわれた「アームレスリング大会」。その後も、日本最大級のアイドルフェスである「TOKYO IDOL FESTIVAL(通称TIF)」でもアームレスリングは盛り上がりを見せ、多くの観客を動員するイベントとなっています。今回、お話を伺ったアイドルグループ「ハコイリムスメ」の我妻桃実さんも、アームレスリングに魅せられたアイドルのひとり。
先日のインタビューに登場いただいた“アイドル界のアームレスリング・クイーン”アップアップガールズ(仮)の森咲樹さん とは1勝1敗の対戦成績を誇り、若手のホープとして頭角を現してきています。これまでに参加した大会を振り返り、アームレスリングにかける情熱を語っていただきました。
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「これからも楽しむことを忘れずに、アームレスリングを続けていきたい」ハコイリムスメ・我妻桃実(後編) | 趣味×スポーツ『MELOS』
肩がガッチリしているのでトレーニングの効果がすぐに出ました
――我妻さんがアームレスリングの大会に出場するようになったのは、2017年からですよね。1月の「TOWER RECORDS presentsザ・感謝祭2017新春」に出場することになった当時の心境を教えてください。
「T-Palette(T-Palette Records)」の感謝祭や「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」でアームレスリングのイベントがあることは知っていましたが、実際にオファーをいただいたときは、「ついに私にも来たか」と思いましたね。過去にも、ハコイリムスメのライブを見ている人からは「我妻がガッチリしてきたぞ」といわれることがあって(笑)。そこから、私ってこんなに肩がしっかりしてるんだな、ということに気がつきまして。
――大会に備えてどのようなトレーニングを積みましたか?
私はもともと肩がガッチリしているので、鍛えるとすぐに形に出るタイプなんです。キレイな筋肉がつくことはうれしいけど、アイドルとしては鍛えすぎると衣装が入らなくなるという懸念があって(笑)。トレーニングについては、ハコイリムスメのプロデューサーさんが筋トレ好きなので、その知り合いの方にコーチをお願いしました。
ボイストレーナーの先生も日々鍛えていてムキムキなんです。筋肉のことはなんでも教えてくれる。自分のまわりには筋肉に詳しい方がいるので、腕立て伏せをするときは肩とか胸筋とか鍛える部位ごとに腕の幅を変える方がいい、とかいろいろアドバイスをいただきました。トレーニングをしていると気分がハイになってくるんですよね。それが楽しい! アームレスリングがきっかけで鍛えることが楽しくなったし、心がポジティブになっていきました。
大会前は移動中もハンドグリップでトレーニングを欠かしません
――我妻さんが相手と腕を組むときは、自分の親指を人差し指と中指で挟んでますよね。姿勢や手の握り方を見て、アームレスリングの基礎を押さえている、ということがわかりました。