ヘルス&メンタル
2024年11月25日

自律神経を整えるなら「簡単な有酸素運動」が効果的である理由 (1/2)

自律神経を整える方法はたくさんありますが、まず優先すべきは「ストレスケア」。その後に運動や食事を取り入れることが、もっとも効果的なアプローチだと語るのは、株式会社Reblood代表でパーソナルトレーナーの野田博之さん。

野田さん監修の以下記事より、運動面から自律神経のバランスを整える方法を見ていきます。

自律神経を整える方法「1位」は?食べ物、運動、音楽、ストレスケア…どれ優先⁉

リズム運動は自律神経のバランスを整える

運動は自律神経に直接働きかけ、ストレス解消とリラックス効果をもたらします。

スポーツ栄養士・健康運動指導士の堀越理恵子さんは、運動がもたらす4つの効果。なぜ「体を動かすと健康にいい」と言われるのかにて次のように語っています。

堀越さん:体を動かすと交感神経が活発化し、物事を前向きにとらえやすくなります。また、β-エンドルフィンの作用で気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。

さらに、運動を継続することでドーパミンの分泌が盛んになり、ワクワク感も増加します。そのほか、セロトニンの作用で心身が安定するため、ストレス解消にもつながるでしょう。

このように、運動は身体だけでなく、心にも良い影響を及ぼす効果がたくさんあるのです。

とはいえ、なかなか運動が継続しない人も多いでしょう。具体的な取り組み方を見ていきましょう。

短時間の有酸素運動を続けてみる

忙しい経営者でも取り組みやすいのが、10〜15分程度のウォーキングや軽いジョギングです。

これを週に3〜4回行うだけで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、心と体のパフォーマンスが向上します。

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2.体幹トレーニングやヨガ

体幹を鍛えるエクササイズや、夜にリラックスできるヨガもおすすめです。とくに「キャット&カウ」などのヨガポーズは、副交感神経を優位にし、心身のリラックスを促します。

キャット&カウ

 

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