2026年3月3日

ふくらはぎを鍛えると何が変わる?“第二の心臓”を強くする【2分トレーニング】 (1/2)

ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、血液を心臓に押し戻すポンプの役割を担う重要な筋肉。ここが弱ると、むくみや冷え、疲労感の原因になることもあります。

一方で、しっかり鍛えることで血流が改善し、下半身の安定感や運動パフォーマンスの向上も期待できます。

ふくらはぎを鍛える効果と、スキマ時間でできる2分トレーニングを紹介します。

ふくらはぎを鍛える2分トレーニング

ふくらはぎを鍛えるとどんなメリットがある?

ふくらはぎの筋肉は、「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」と呼ばれています。下腿三頭筋は「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」という2つの筋肉の総称です。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流にも大きな影響を与えています。なぜそのような呼ばれ方をしているのかというと、「筋ポンプ作用」という働きが関係しています。

旭川市立大学短期大学部幼児教育学科教員で旭教大女子バスケットボール部のヘッドコーチでもある赤堀達也さん解説記事より、抜粋してお届けします。

筋ポンプ作用によって血液の巡りがよくなる

血液が通る血管は、筋肉の中にも存在しています。おもに血液を送る働きをするのは心臓ですが、筋肉も血液を送る働きを担っているのです。

筋肉を使うと、伸び縮みする際に細くなったり膨らんだりして、筋肉が内部の血管を押しつぶします。その結果、血管内を流れている血液が押し進められて流れやすくなります。

これが筋ポンプ作用です。

人間は60%が水分と言われています。体重60kgの人は、約36kg分が水分。そのうちの約1/3は、体内を移動している細胞外液と呼ばれるものです。

水は重力の影響を受け、高い所から低い所へ流れようとします。心臓から足へと向かうときは流れやすいですが、足から心臓に戻る静脈では流れにくくなります。

血液が逆流しないよう静脈弁が付いていたり、血液が上りやすいよう筋ポンプ作用を利用しているというわけです。

厚生労働省の「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)」によると、日本人の三大死因として、心疾患が2位にランクインしています。

そのため、心臓の負担を少しでも減らして健康的に長生きするためには、ふくらはぎを使った運動が推奨されています。

ふくらはぎの筋肉が弱いと、こんなデメリットが!トレーナーも力説する「ふくらはぎを鍛えるべき理由」

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