金メダルは「銀」でできてるってホント?人に話したくなるオリンピック雑学 (1/3)
いよいよ開幕!「東京2020オリンピック・パラリンピック」。人に話したくなるオリンピックに関する雑学をお伝えしていきます。今回は、オリンピックの金メダルについて。金メダルは純金製なのでしょうか?
金メダルって本当に純金でできているの?
リオオリンピックの金メダル
金メダルは銀に金メッキを施したもの
実は金メダルも銀メダルも材質は同じ「銀」です。違いは、金メッキが施してあるかどうかのみ。さらに、銀の材質も純度が1000分の925なので、純銀ではなく、銅を混ぜた銀合金ということになります。
東京2020オリンピックのメダルは、全国から使用済み携帯電話等の小型家電から集めたリサイクル金属が原材料となっています。この試みはオリンピック・パラリンピック大会史上初。
ちなみに、第1回アテネ大会では、1位選手に銀メダルとオリーブの葉冠、2位に銅メダルが与えられ、3位には何もなかったそうです。
ちなみにオリンピックの「入賞」は8位まで
入賞の概念はスポーツごとに異なりますが、オリンピックの場合、入賞は個人・団体とも8位までと決められています。入賞なので、もちろん4位から8位までの選手には、賞状が授与されることが定められています。
ちなみに冬季14回サラエボ大会、夏季23回ロサンゼルス大会までは、「入賞は6位まで」だったそうです。
東京2020オリンピックの金メダルデザインに注目
東京2020オリンピックのメダル、メダルリボン、およびメダルケースのデザインにも改めて注目してみます。ネット上で「クッキーみたい」「ジャムを乗せたら美味しそう」と話題になりました。
メダルデザインのコンセプト
メダルデザインのコンセプトについて、東京2020組織委員会では以下のように説明しています。
1. 光と輝き -Brilliance-
2. アスリートのエネルギー -Energy of athletes-
3. 多様性と調和 -The unity and diversity-
→ 3つの要素が一つになり、光の環 -Myriad Circle-になる