フィットネス
2020年5月30日

暗闇トランポリンフィットネス「jump one」で、飛び跳ねて筋トレして約450kcal消費してきた|現場突入!編集部レポ

 最近の暗闇フィットネスブームに大注目している編集部員が、今度は暗闇トランポリンフィットネス「jump one(ジャンプワン) Akihabara」に潜入してきました。

 暗闇バイクフェス「FEELCYCLE LUSTER 2017」で、その得体の知れぬ楽しさ(と厳しさ)を体験し、以来すっかりハマってしまった筆者としてはワクワクが止まりません。電車の中ですでに少し身を揺らめかしながら、JR秋葉原駅中央口へと降り立ちました。(記事初出:2017年12月8日※情報は取材時のものです)

スタジオは駅の目の前

▲清潔感とリラックス感あふれる入口

 中央口改札を出て左を見れば、すぐに看板がありました。近い! 圧倒的な駅近感。そのまま向かいます。きれいな白階段を地下へ降り、扉を開けると……受付の美人なお姉さんたちが数人、元気に挨拶をしてくれました。秋葉原店は女性専用スタジオなので、女性が好みそうな白・レンガ・ウッディを基調とした壁が、関節照明によって照らされています。なんだか落ち着くわぁ。タオルを渡され、いそいそとロッカールームへ向かいます。

 ロッカールームは広々としており、テンキー式のロック完備。ふとパウダールーム方面を見ると、美意識が高そうなドライヤーやクレンジング、ボディミルクなどが設置されています。綿棒やコットンもあり、アメニティは充実しているようです。着替えて、さっそくスタジオへと入ります。扉が厚い。完全防音だ。

アドレナリンが出そうなスタジオデザイン

▲スタイリッシュなデザインのスタジオ

 スタジオの床には、個人用トランポリンがぎっしり配置されていました。中央二列目のトランポリンに足を踏み入れ、マイトランポリンの感触を確かめます。トランポリンなんて小学生以来ですが、大丈夫でしょうか。

▲この六角形……オレンジと黒のスタジオ色も相まって、完全にエヴァのアレに見えてきます

 インストラクターのNATSUMIさんが、初めての人向けに基本動作をレクチャーしてくれます。基本の跳ねポーズ、ステップ動作、バーの使い方など。3分程度のレクチャーだったのですが、恐ろしいことにこの時点で少し息が上がっていた筆者。まだスタートすらしていないというのに……後が危ぶまれます。

いよいよスタート! クラブミュージックが流れ出す

 今回は、初心者向けレッスン「Rhythm jump(Rj1)」を受講しました。平日のお昼、秋葉原という立地であるにもかかわらず、数個のトランポリンを除いて満員状態。週末は予約が難しいくらい大人気だそうです。照明が落とされる中、こなれ感が漂う他参加者に混じって音楽に身を委ねます。両足を肩幅まで広げ、飛ぶのが基本のポーズです。が! いきなり壁にぶつかりました。

「リズムに乗れない……! 音楽と飛ぶタイミングが合わない……!」

▲お腹とお尻に力を入れないとリズムに乗れないので、自然と引き締めるように

 周囲の参加者が音楽に合わせて飛んでいる中、筆者だけが微妙にタイミングがズレているのです。リズムを合わせようと頑張りますが、絶妙にズレる。くっと思っていたとき、NATSUMIさんの「お腹に~力を~、入れて~」という歌うような声が聞こえてきました。言われるがまま下腹部に力を入れると、あら不思議。ジャンプのタイミングが自分でコントロールできるようになりました。お腹に力を入れて、下半身強化をかなり意識すると上手にリズムに乗れます。

▲インストラクターのNATSUMIさん

「さあ、準備運動は終わり! これからレッスンに入っていきますよ~!」

 えっ、まだスタートしてなかったの!? すでに汗が滲み、息が切れていたため、NATSUMIさんの言葉に動揺を隠せません。やるしかない……!

照明が完全に落とされ、宇宙のような空間に

 照明が完全に落とされます。ミラーボールが放つ光がスタジオ内いっぱいに広がり、まるで星のきらめきのようです。トランポリンの六角形もオレンジ色に光っており、幻想的な空間とダンスフロアの大人な雰囲気が混ざり合います。

 jump oneは、ただ音楽に合わせて跳ねるだけではありません。ステップをしたり、ゆっくりとダッシュをするように足を引き上げたり、ダンベルを持ち上げながら跳ねるエクササイズなどが組み込まれています。基本のジャンプは、脚を肩幅に開いて跳ねる動きと、脚を閉じて跳ねる動き。どちらも張り切って飛び跳ねます。無邪気な気分になるかと思ったのですが、音楽とキラキラ輝く照明、そしてNATSUMIさんのリズムに合わせたハニーボイスにすっかりリア充気分。「Ah,beautiful!」「Yeah……,so cute!」など、常に(英語で)褒められ続けるので、意識高いニューヨーカーの気分にも浸れます。

▲ダンベルを持ち、上下・ぐるぐる回す

 個人的に効いたのは、全力ダッシュの動きと、ウエストをひねるステップ。全力ダッシュは、途中で「マジか……!」と思いへこたれそうになりましたが、NATSUMIさんのカウントダウンがゼロになることだけを目標にやり抜きました。この感覚、FEELCYCLEでも体験したような……汗がこめかみから垂れてきます。

 小休憩がこまめに入るので、その間に息を整え、お水を飲み、タオルで汗を拭きましょう。運動経験があまりない筆者でもついていけるので、初心者でも恐れることなく受けて大丈夫そうです。

 やがて、音楽がゆったりとしたものに変わっていきます。おお、もう終わりか? 物足りない、なんならまだイケる! と、自らの体力アップに自信を持ち始めていた矢先、再び音楽が切り替わりました。あれ、なんだかまたアップテンポなリズムに……。そうですね、これで終わるはずもなく、いうなれば「第一部終了・第二部スタート」でした。ひええと思いながら再び下腹部に力を込め、基本のポーズでジャンプし続けます。

▲ジャンプを張り切りすぎて心霊写真のように映る筆者

 楽しい……! かなり下半身強化に繋がりそうな動きの連続です。トランポリンの上下運動は、血液とリンパ液の巡りをよくするため、アンチエイジング効果も高いのだとか。何より「飛び跳ねる」という普段行わない動きを取り入れるので、すごく気分がリフレッシュします。ストレス解消にももってこいですね。45分間のレッスンで約450kcal~800kcalを消費するため、ダイエット目的や体幹を鍛えたい人にもおすすめです。

レッスン終了! 身体が重い!

 レッスン終了後、トランポリンから床に降りると、身体がずっしりと重く感じました。重力を感じつつ、床で数回ジャンプをしていつもの感覚を取り戻します。いやあ清々しい気分。シャワールームがありますので、思う存分、汗を流しましょう。

 キャメロン・ディアスやヴィクトリア・ベッカムなど、多くの海外セレブを魅了しているジャンピングフィットネス。暗闇なので周囲を気にすることもありませんし、まるでアーティストのライブで身体を動かしているような感覚なので、運動が苦手な人も抵抗なく始められるのではないでしょうか。あとは、三日坊主になりやすい人にも向いているなと感じました、ジムや自主トレにはない、エキサイティングな刺激が味わえます。

 カロリー消費の確かな手ごたえを感じつつ、その後ランチへ。るんるんで海鮮丼とデザートをいただきました。

 ※今記事に使用されている写真は、レッスン終了後に別途撮影をしています。

[施設情報]
jump one Akihabara
住所:東京都千代田区神田相生町1 秋葉原センタープレイスB1
アクセス:JR 秋葉原駅中央口 徒歩3分
営業時間:月~金6:30-22:30、土日祝9:15-19:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.jumpone.jp/
※女性専用スタジオのため、男性の方はご入会できません。

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◆HOT STEP銀座店

住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-5 The ORB Luminous5階
アクセス:銀座駅より徒歩5分

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<Text&Photo:編集部>