2021年6月24日

目の疲れを癒す「頭の血流アップポーズ」

 長引くマスク生活により、顔下半分のたるみ、口まわりのもたつきが気になってきた。なんとなく顔がたるんできているような気がする。

 マスクを着けることで顔の動きが乏しくなり、表情筋が使えず顔の筋力が衰えやすくなっています。これは、顔のコリやむくみも引き起こし、放っておくとほうれい線や肌のくすみにも繋がります。

 今回は、頭部への血流を促し、目の周りの筋肉や肩の緊張をほぐすポーズやストレッチを、ホットヨガスタジオLAVAが運営するヨガスクール「FIRSTSHIP」の講師、二本木唯さんが紹介します。

「ウサギのポーズ」で期待できる効果

 スマホの長時間使用やオンラインミーティングの普及で、以前よりも目の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。表情筋のひとつである目の周りの筋肉が凝り固まると、眼精疲労としての症状のみならず、表情の暗さにも繋がってしまいます。

 マスク生活において、目元の印象は顔全体のイメージとして捉えられやすく、とても大切なポイントです。そこで役立つのがこのポーズ。頭を心臓より下の位置にすることで、首や肩を頭の重みから解放し、肩まわりの緊張を緩める効果が期待できます。

 そして、頭部への血流が促され、眼の疲れが楽になるほか、リラックス効果も高いため就寝前にもおすすめです。

「ウサギのポーズ」のやり方

1. 正座で座り、おでこを床につけ、手のひらを頭の横に置く。

2. 息を吸いながらお尻を持ち上げ、頭頂部を床につける。

3. 両手を床から離し、腰の上で指を組む。ゆっくりと腕を上に伸ばし、5呼吸キープ。

4.組んだ手を腰へと下ろし、手のひらを頭の横につく。

5. 息を吐きながら、お尻をかかとの上にのせて休む。呼吸が整ったら、背中を丸めながらゆっくりと起き上がる。

 首や肩に痛みがある場合は、腕を持ち上げないようにしましょう。また、首に負担がかからないよう、頭頂を床に押し付けすぎないようにします。

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[プロフィール]
二本木唯(にほんぎ ゆい)
ヨガスクールFIRSTSHIP講師・インストラクター
・資格:全米ヨガアライアンス E-RYT200サップヨガ認定インストラクター
・経歴 : 空港グランドスタッフとして勤務し FIRSTSHIPで RYT200取得後、 LAVAを経て現職。 高校時代にヨガに出会う。社会人になり、空港グランドスタッフとして働く中、不規則で忙しい日々の中でヨガから足が遠のいていたが、久しぶりにヨガをしたときに、心もカラダも軽くなる感覚を味わい、再びヨガに興味を持つ。「FIRSTSHIP」に入校し、全米ヨガアライアンス RYT200取得 。その後、2年間LAVAでインストラクターとして勤務した後、ヨガを「学ぶ」ことをより多くの人に伝えたいと思い、FIRSTSHIPへ異動。現在は、FIRSTSHIP新宿校で指導者養成のためのクラスやレッスンの提供を主に担当。分かりやすく丁寧な指導に定評があり、フローヨガやリストラティブヨガ、メディテーションクラスを得意としているその他、イベントやメディア出演も多数経験。

『うちヨガ +』
ホットヨガスタジオLAVAが、Zoomを利用した新しいオンラインヨガサービス。1日の グループレッスン配信本数は 24本。そのうち、15 17本のライブレッスンでは、店舗で実施しているプログラムに加えて、トップインストラクターによる特別ワークショップも開催。自宅に居ながら、気軽にヨガを楽しむことができます。
URL https://yoga-lava.com/uchiyoga/

[記事協力]
株式会社LAVA International
ヨガスクールFIRSTSHIP:https://www.firstship.net/

<Text:編集部/Photo:株式会社LAVA International、Getty Images>