2020年4月6日

子どもの「心の知能指数(EQ)」を高める方法とは。“非認知能力”を鍛える運動遊びを専門家が紹介 (2/2)

ニュースポーツ

・ソフトバレーボール

1回でボールを返さないルールを作るとよい。

・フラッグフットボール

タックルの代わりに相手の腰についたフラッグを奪う、アメリカンフットボールに似た競技。

・キンボール

大きなボールを使用した、バレーボールに似た競技。

みんなが主役になれる「キンボールスポーツ」を体験してみた より

こんな運動遊びもおすすめ

・人間知恵の輪

2人で手をつないだ状態で、手をまたいだりくぐったりする。

・二人三脚

2人ペアとなり、隣り合った足首をひもなどで結び、転ばないように走る。

・親子組体操

飛行機のポーズなど、親の上に乗っていろいろ遊ぶ。

・ロボット歩き

2人ペアでロボットのように足を揃えて動かす。

スマホやゲーム機以外の遊びも大切

 これらは、一見すると普通の遊びに思えるかもしれません。しかし、ゲーム機で遊びがちな現在の子ども達にとって、とても有効な運動遊びです。昔は近所のお兄さんやお姉さんから、こうした遊びをいつの間にか教わっていました。しかし最近の子は、残念ながらほとんど知らないようです。ですから、親や学校の先生が代わりになって教える必要があります。

[筆者プロフィール]
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年生まれ。静岡県出身。小中学校・大学でバスケを指導し、小・大で全国出場、公立中学で県Best4 に入るなどの実績を残す。最高は全国準優勝。選手育成は独創的理論による論理的指導で行い、新体力テストが最低水準校で県大会優勝、高校時代に日の目を見ない大学の選手で東海1部に昇格した。また幼児・高校の体育も行い、全年齢の子どもに携わる。現在は群馬医療福祉大学で教鞭を執り、幼児の体育・健康の授業や研究を行っている。また学校における働き方改革の部活動問題の解決に向け、社会体育クラブを設立・活動している。
[HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也/Photo:Getty Images>

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