ストレートネックぎみの私が、ドイツ発の枕「エマ・ピロー」を試してみた結果|編集部の推しアイテム
スマホやパソコンの触りすぎで、ストレートネック気味の編集部員。3年ほど使用していた枕が合わなくなってきたな、買い替えようと感じていたとき、こちらの枕に出会いました。
「エマ・ピロー」です。
エマ・ピローってどんな枕?
エマ・ピローは、ドイツ発スリープテック・ブランド『Emma Sleep(エマ・スリープ)』から、2021年9月に発売されました。
ちなみにエマ・スリープの親会社である Emma Sleep GmbH(エマ・スリープ・ゲーエムベーハー)は、2013年ドイツのフランクフルトで設立以降、その製品は世界31か国、300万人以上に愛用されています。
同社の心理学者で睡眠のエキスパートである Theresa Schnorbach氏は、正しい枕の選び方として以下の3 点を挙げています。
- 頚椎(けいつい)が曲がった状態にならない姿勢をキープすること
- 背骨に負担がかからない姿勢をキープすること
- 通気性や放湿性に優れている枕を選ぶこと
エマ・ピローは、これら3点を備えた枕だといいますが、はたして使い心地のほどは。
頭や首をもっちりと支えてくれる硬さ
枕で重視するポイントその1「硬さ」。
軽く頭を乗せてみると、高反発のようにぽんと受け止めてくれます。力を抜いて頭を預けると、ゆっくりと沈んだのち、頭や首を支えてくれる感覚。
低反発と高反発のイイトコロを兼ね備えたような、もっちりとした感覚です。
エマ・ピローは、3層のフォームから構成されています。
1つ目のフォームは圧力を均等に分散し、適度な沈み込みで頭部をしっかりと支えてくれます。2つ目フォームは理想的なサポート機能で頭を包み込み、3つ目のフォームは高い通気性が特徴で、汗などの水分を吸収してくれます。
カバーも含めて通気性がよいのも大きなポイントです。低反発枕は感触こそ好きですが、夏に蒸れるので避けていました。エマ・ピローならシーズンを問わず使えそうです。もちろんカバーは洗濯機で洗うことができます。
中のフォームを抜き取ることで高さを調整できる
枕で重視するポイントその2「高さ」。
3つのフォームは抜きとることができるので、好みの高さに調整することができます。
それぞれ 5cm・2cm・5cm
今までの枕は10cm強。目覚めると首コリや肩こりを感じることが多く、かといって6cm程度にすると今度は目のむくみを感じます。
タオル枕や、中のパイプ材を調整できる枕を使っても上記の症状どちらかが出ていたのですが、エマ・ピローを使い始めてからは、起きたときの首コリ感は薄れ、むくみも解消されています。やった!
いろいろ試してみた
自分に合う高さを探すため、何パターンか試してみました。
フォーム3つ使用+付属の枕カバー
寝心地は一番好みだが、やや首コリの気配。
5cmフォーム+2cmフォーム+付属の枕カバー
目がむくみがち。横たわったとき少し頼りない感覚。
5cmフォーム+2cmフォーム+薄手のタオル+付属の枕カバー
タオルを細長く丸めて忍ばせて、首のスキマを埋めたかったものの(よく聞くストレートネック対策)、中に入れたタオルがエマ・ピローのもっちり感を消してしまった。
5cmフォーム+5cmフォーム
今のところこれがマッチ! とくにうつぶせ寝のときは、枕とベッドマットが一体化したかのように馴染んで寝やすい。
公式によると、うつぶせ寝には薄め(1~2層)、横向き寝には高め(3層すべて)がおすすめとのこと。基本は仰向け寝で、たまに横向き寝なので、5cmフォーム+5cmフォームは結構合っているのかも。
なお、使っていない 2cmフォームは、付属の枕カバーに入れてソファーシートの下に忍ばせておきました。お尻にかかる圧が減ったのか、坐骨神経痛がとても楽に。思わぬラッキーです。
公式サイトによると、100日間無料でお試し可能、しかも返品送料無料とのこと。万が一合わなかったときでも安心ですね。
結果:むくみ解消、首コリ緩和
目のむくみは解消できました。これで朝起きたとき、二重か一重かハラハラしないで済みます。
首コリは、やはりデスクワークとスマホの時間が長すぎるせいで解決! とまではいきませんが、朝起きたときにすでにコリを感じるということはなくなりました。
前の枕だと、8時間以上寝ていると首がだるくて「起きよ……」となっていたので、QOL(生活の質)はかなり上がったと思っています。
エマ・ピロー概要
幅 63cm
長さ 43cm
厚み 12cm
重さ 1.61kg
価格 15,000 円(税込)
⇒公式サイトをチェックする
<Text & Photo:編集部>