ギア&アクセサリー
2023年8月3日

眠れない夜は“頭を物理的に冷やす”。本当に買ってよかった「冷却枕パッド」|編集部の推しアイテム (1/2)

最近の暑さは異常です。エアコンをつけざるを得ない状況ですが、それでもお風呂上がりは暑くて、眠りに入るまでやや時間がかかります。

そんなときにおすすめしたい冷感グッズが、冷却枕パッド。ドラッグストアやニトリでも取り扱いがあり、既に使用されている方も多いかと思いますが、ここで推すのは、タンスのゲン株式会社の「冷却パッド(まくらサイズ)」です。はたして睡眠時、脳を冷やすと寝つきが良くなるのか⁉

かつて、睡眠時に頭を冷やすグッズ「冷却ジェルマット」も使用していた

以前はひんやりジェルマットを使用していたのですが(参照:【快眠グッズ】暑くて眠れないときは「枕用ひんやりジェルマット」がおすすめ|編集部の推しアイテム)、毎回冷蔵庫に入れるのが面倒、冷蔵庫の中のニオイがつきそうでハラハラ、冷蔵庫に空きスペースがないときもある、衛生面でやや心配、1時間もすれば温くなる……そんな悩みを抱えていました。

かつ、こうした冷却アイテムは圧倒的にブルー系が多いので、枕カバーから青色がわずかながら透けて見えるのも気になっていました。

それらすべてを解決してくれたのが、タンスのゲン冷却パッド(まくらサイズ)。

「タンスのゲン冷却パッド」の推しポイント

冷蔵庫に入れなくてもひんやりする

一番の推しポイントはここです。毎回、朝起きて枕カバーから冷却パッドを取り出し、冷蔵庫に入れるという作業が地味に面倒でしたが、こちらは冷蔵庫で冷やす必要がありません。ユニバーサルソルト(つまり塩?)という素材を使用しており、人の快眠温度30℃をキープしてくれるというのです。

実際、枕カバー越しでもひんやりします。もちろん体温で温くなるのですが、反対側に寝がえりを打つとそちらはひんやりしています。温く感じてきたらまた位置を変えて、冷たさを感じて……何度でも心地よい冷感を得ることができます。

通常の冷却ジェルパッドは冷蔵庫に入れないと冷えないので、温くなった後はむしろ寝苦しさを感じるときもありましたが、その点もクリア。公式サイトによると、26℃以下で再冷却されるとのことです。

夏前の、エアコンをつけるかつけないか微妙な時期にも重宝しますし、寒い時期も使っています。頭がスッキリしてよく眠れる気がしています。

朝もひんやり感を感じる

夏の夜は、睡眠中の熱中症を防ぐためエアコンの温度を上げてつけっぱなしにしたほうが良いということは、そろそろ周知されているかと思います。そのおかげで、タンスのゲン冷却パッドも自然と冷え、朝も適度な冷たさをキープしてくれています。

取り扱いがラク

抗菌・防カビで、普段は枕カバーの下に入れっぱなしにしています。帰宅後、エアコンをつければ寝るときまでには再び冷却されており、なんて使い勝手がいいんだと感動しています。防水仕様で、汚れたら手洗いできます。

室温や保管時の環境で液体化・結晶化されることもあるようですが、枕サイズに限って言えば、結晶化しても痛みは感じない程度の柔らかさで、体温によって結晶はいつのまにか溶けているので、気にしたことはありません。なんなら少し硬くなって寝やすいかも?

ちなみに以前買ったジェルマットは、保管の仕方が悪かったのか小さな黒カビが発生しておりました……そして中のジェルはやや干乾びていました……。

薄めのグレーで寝具コーディネートの邪魔をしない

インテリアや寝具のコーディネートになじむのもうれしいポイント。寝具ではなくペット用やイスに敷くパターンもあるかと思いますので、デザイン性も重視したいですよね。ちなみにペールブルーやマリン柄もあります。

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