各球技のボールサイズを比較してみた【野球、サッカー、バスケ、テニス、ハンド】 (1/3)
サッカーや野球、バレーボールなど。球技に用いられるボールには、すべて公式の規定サイズが存在します。中には男女で大きさが違うことや、小学生、中学生、高校生でそれぞれ使うボールが変わることも。
今回は、競技ごとに使用されるボールの種類について紹介していきます。皆さんはどの程度知っているでしょうか?
野球・ソフトボール
「野球」と一口に言っても、その中でさらにプロ野球、軟式野球、リトルリーグとカテゴリーが分かれ、それぞれで公認野球に対する規定が定められています。
<野球規則>
「ボールはコルク、ゴムまたはこれに類する材料の小さい芯に糸を巻きつけ、白色の馬皮または牛皮2片でこれを包み、頑丈に縫い合わせて作る。重量は5オンスないし5オンス1/4(141.7g~148.8g)、周囲は9インチないし9インチ1/4(22.9cm~23.5cm)とする。(注)我が国では牛皮のものを用いる」
<軟式野球>
・A号:直径71.5~72.5mm、質量134.2~137.8g、反発85.0~105.0cm
[クラス]一般
・B号:直径69.5~70.5mm、質量133.2~136.8g、反発80.0~100.0㎝
[クラス]少年部(中学生)
・C号:直径67.5~68.5mm、質量126.2~129.8g、反発65.0~85.0㎝
[クラス]学童部(小学生)
・D号:直径64.0~65.0mm、質量105.0~110.0g、反発65.0~85.0㎝
[クラス]学童低学年
・H号:直径71.5~72.5mm、質量141.2~144.8g、反発50.0~70.0㎝
[クラス]準硬式
※2017年12月にはA号とB号が統一されてM(メジャー)号へ、C号はJ(ジュニア)号へと変更予定
<リトルリーグ>
「使うボールはリトルリーグ仕様および規格を満たしていなければならない。重さが141.7グラムから148.8グラムのもので、周囲が22.9センチから23.5センチ以内のもの」
<ソフトボール>
・3号ボール(革):周囲30.48cm±0.32cm、重量187.82g±10.63g
・3号ボール(ゴム):周囲30.48cm±0.32cm、重量190g±5g
・2号ボール(ゴム):周囲28.58cm±0.32cm、重量163g±5g
・1号ボール(ゴム):周囲26.70cm±0.32cm、重量141g±5g
[クラス]3号球(中学生以上)、2号球(小学生向け)、1号球(小学生以下)
サッカー、フットサル
サッカー(フットサル)ボールには1号~5号球が存在し、それぞれに大きさや質量、用途が異なります。
<サッカー>
・5号球:周囲:68~70cm、直径:約22cm、重量:410~450g
[クラス]一般・大学・高校・中学校用
・4号球:周囲:63.5~66cm、直径:約20.5cm、重量:350~390g
[クラス]小学校用・日本サッカー協会規格
・3号球:周囲:58~60cm、直径:約19cm、重量:300~320g
[クラス]小学校用
※1号球、2号球はさらに小さいサイズとなっており、主にサインボールやマスコットボール、またリフティング錬習用ボールとして使用される。
<フットサル>
・フットサル4号:周囲62~64cm、直径20.5cm、重量400~440g
[クラス]一般・大学・高校・中学校用
・フットサル3号:周囲58~60cm、直径19cm、重量350~390g
[クラス]小学校用