FIFA(国際サッカー連盟)とワールドカップのオモシロ歴史話|世界が動いたスポーツ記念日 (2/2)
FIFA加盟国はどのくらい?
FIFA加盟国は2018年時点で211カ国となっており、これは現在世界の独立国数(2017年5月時点で193過酷)より多い計算になります。
その理由は、イギリスのようにひとつの国でありながら4つの地域がそれぞれチームで加盟しているところがあるからに他ならず、中国の場合は中国以外にマカオ、香港、台湾がそれぞれ独立したチームとして参加しています。
参加国数や規模をみても、今やワールドカップは世界の一大イベントになったといっても過言ではありません。これほど多くの国をひとつに束ねたFIFAの功績はとても大きいと言えるでしょう。
次回FIFAワールドカップは3カ国共同開催
2002年には韓国との共催で日本にもやってきたワールドカップ。2022年現在、これまで計22大会行われており、2026FIFAワールドカップはカナダ・メキシコ・アメリカ合衆国の3カ国共同開催となっています。
ひとたび開催されると、その経済効果はオリンピックに迫るほど大きいと言われていることからも、サッカー人気の大きさはもちろん、ワールドカップの注目度の高さがうかがえます。
この日生まれたサッカー選手は?<5月23日編>
FIFA(国際サッカー連盟)発足の5月23日に生まれたサッカー選手といえば……
●平瀬智行(ひらせ・ともゆき)
鹿島アントラーズをはじめ、Fマリノス、ヴィッセル神戸、ベガルタ仙台で活躍。2010年に現役を引退した後、ベガルタ仙台でアンバサダーとして活躍している。(1977年5月23日生まれ)
●永井龍(ながい・りょう)
Jリーグ・ファジアーノ岡山所属に所属するフォワード。ユース時代から年齢別の日本代表に選出された経験を持つ実力派。(1991年5月23日生まれ)
●ウーゴ・アルメイダ
元サッカー選手。かつてはブレーメンやドイツのハノーファーで活躍した経験を持つ。現在はサッカー指導者として活躍している。(1984年5月23日生まれ)
●北嶋秀朗(きたじま・ひであき)
主に柏レイソルで活躍し、日本代表として戦ったこともある、フォワード。現在はサッカー指導者として活躍している。(1982年5月23日生まれ)
《参考文献》
「日本大百科全書」小学館
片野優・須貝典子 著「国民気質で観るサッカーW杯」ベースボールマガジン社
大住良之 著「旅するワールドカップ」あすとろ出版
<Text:アート・サプライ>