2023年9月1日
【簡単解説】野球とソフトボールの違い│グローブやボールなどの用具はどう違う? (3/4)
ボールの大きさ
野球(硬式球)が周囲22.9〜23.5cm、重さ141.7〜148.8gであるのに対し、ソフトボール(3号球)は、30.48cm、重さ190〜195gと、大きさ・重さともに野球を上回ります。
実際に手に持ってみると、ソフトボールの方が多少投げにくさを感じるでしょう。
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バットの大きさ
バットは明確な太さ・長さは決められていません。ただし、野球の方が太めです。
素材も異なり、野球なら高校野球では金属、大学やプロ野球では木製のバットを使います。
対してソフトボールは、カーボン製のバットを使うことが多いでしょう。
ルールの違い
ピッチャーのフォーム
野球とソフトボールの分かりやすい大きな違いが、ピッチャーの投球フォームです。野球の場合は上手や横手などさまざまなフォームで投げますが、ソフトボールは下手投げが義務付けられています。
ソフトボールはルールも厳しく、投げるときに肘と手首が体の側を通過しなければなりません。体から離れて投げると、不正投球になってしまうこともあるのです。
さらに腕回転は1回まで、半径2.44m内のピッチャーズサークル内での投球など、さまざまな制限が定められています。