つい自慢やマウントをしてしまう人は、何が目的なのか?その心理を探ると見えてくる“意外なもの”とは (4/5)
どんな人が自慢やマウントをしやすいの? されやすい人、されにくい人の特徴
相手の特性や状況によって“しやすい人”“されやすい人”の組み合わせが生まれることも少なくありません。
自慢・マウントを“しやすい人”の特徴
- 承認欲求が強く、褒められることに敏感
- 劣等感を隠そうとする傾向がある
- ADHDやASDの特性を持つ人は「会話の空気を読む」のが苦手で、自分の強みや経験を語ることで「距離を縮めた」と思いやすい傾向がある
- 競争心が強く、「比べてしまう」クセがある
自慢・マウントを“されやすい人”の特徴
- リアクションが大きい人
→ 驚いたり褒めたりする反応が強いと、相手が「もっと話したい」と感じて自慢を続けやすい
- 謙虚や控えめ、聞き上手な人
→ 否定せず受け止めてくれるので、相手が気持ちよくなり自慢を繰り返す
- 成果や状況が相手と似ている人
→ 共通点があると、相手のそのときの状況次第では「自分のほうが上だ」と示したくなる
- 無意識に競争心を刺激してくる人
→ マウントを取りたくなる相手は、自分の中の“競争スイッチ”を押してくる存在でもある。相手が自然体で実力や実績を出しているときほど、「負けていられない」という対抗心が湧きやすくなる
自慢・マウントを“されにくい人”の特徴
- 自己肯定感が安定している
→ 自分に自信があり、他人と比べて落ち込んだり優越感を示したりする必要がない。相手も「この人にはマウントが通じない」と感じ、自然と控える
- 比較ゲームに乗らない
→ 自慢されても「そうなんですね」と軽く受け流し、張り合わない。相手が優越感を得られないので、それ以上マウントする意味がなくなる
- 相手を認めてあげるのが上手い
→「すごいですね」「努力されていますね」とさらっと承認して終わらせる。承認欲求が満たされるので、相手がそれ以上自慢する必要がなくなる
- 人を安心させる雰囲気がある
→ 落ち着いていて、他人を敵視しない空気を持っている。相手が「戦う必要がない」と感じ、マウントが出にくい
自慢やマウントは“同じレベルだと認識している相手”に行われることが多いが……?
ちなみに、「自分より明らかに“上”に見える相手にマウントする」ケースもあります。これはただの承認欲求ではなく、劣等感や嫉妬心の裏返しであることが多いです。
本来、マウントは「自分と同じくらいの立場の相手」に対して出やすいものです。ところが中には、明らかに自分より上に見える相手――有名大学出身の同僚や、容姿端麗な人、実績のある先輩など――に対しても、ついマウントを取る人がいます。

「相手を下げる言葉」で自分を守ろうとしている
この行動の背景にあるのは、多くの場合、劣等感や嫉妬の裏返しです。心の中では「かなわない」と分かっているからこそ、その不安や劣等感を和らげようとして、マウントや自慢発言につながってしまいます。
つまり、相手を本当に下に見ているわけではなく、むしろ「うらやましい」「憧れる」気持ちが強いがゆえに、それを素直に認められず「相手を少し下げる言葉」で自分を守ろうとするのです。
こうしたマウントは、相手を攻撃しているようでいて、実際には自分の劣等感を処理するための自己防衛行動だといえるでしょう。「相手に勝てない部分」があるから、別の分野で優位を示そうとすると考えられます。
✓ 劣等感や嫉妬が強い人 → 「勝てない」と思う相手を“下げる”発言で心を守ろうとする
✓ 自己防衛本能が強い人 → 「自分だって劣ってない」と誇示するために相手を批判する
✓ 発達障害の特性がある人 → 空気を読まず率直に比較を口にしてしまい、結果的にマウントに見える
次:自慢やマウントに対する対処法













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