2025年9月29日

つい自慢やマウントをしてしまう人は、何が目的なのか?その心理を探ると見えてくる“意外なもの”とは (4/6)

どんな人が自慢やマウントをしやすいの? されやすい人、されにくい人の特徴

相手の特性や状況によって“しやすい人”“されやすい人”の組み合わせが生まれることも少なくありません。

自慢・マウントを“しやすい人”の特徴

  • 承認欲求が強く、褒められることに敏感
  • 劣等感を隠そうとする傾向がある
  • ADHDやASDの特性を持つ人は「会話の空気を読む」のが苦手で、自分の強みや経験を語ることで「距離を縮めた」と思いやすい傾向がある
  • 競争心が強く、「比べてしまう」クセがある

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自慢・マウントを“されやすい人”の特徴

  • リアクションが大きい人
    → 驚いたり褒めたりする反応が強いと、相手が「もっと話したい」と感じて自慢を続けやすい

  • 謙虚や控えめ、聞き上手な人
    → 否定せず受け止めてくれるので、相手が気持ちよくなり自慢を繰り返す

  • 成果や状況が相手と似ている人
    → 共通点があると、相手のそのときの状況次第では「自分のほうが上だ」と示したくなる

  • 無意識に競争心を刺激してくる人
    → マウントを取りたくなる相手は、自分の中の“競争スイッチ”を押してくる存在でもある。相手が自然体で実力や実績を出しているときほど、「負けていられない」という対抗心が湧きやすくなる

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自慢・マウントを“されにくい人”の特徴

  • 自己肯定感が安定している
    → 自分に自信があり、他人と比べて落ち込んだり優越感を示したりする必要がない。相手も「この人にはマウントが通じない」と感じ、自然と控える

  • 比較ゲームに乗らない
    → 自慢されても「そうなんですね」と軽く受け流し、張り合わない。相手が優越感を得られないので、それ以上マウントする意味がなくなる

  • 相手を認めてあげるのが上手い
    →「すごいですね」「努力されていますね」とさらっと承認して終わらせる。承認欲求が満たされるので、相手がそれ以上自慢する必要がなくなる

  • 人を安心させる雰囲気がある
    → 落ち着いていて、他人を敵視しない空気を持っている。相手が「戦う必要がない」と感じ、マウントが出にくい

次:「格上の相手」にマウントをとる人の心理

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