フィットネス
2018年10月2日

札幌の街ランおすすめコースを走ってみた。期間限定で平日夜はランステに、「コバル計画」活用も (2/2)

札幌駅付近、そして大通公園を走る

 それでは、実際に「コバル計画」から周辺へ走りに行ってみましょう。コバル計画が目指すのは、夜ラン応援サービスをきっかけに、走ることを通じた札幌という街そのものの盛り上げ。ランステ利用外の時間・期間も“走る”こと自体はできますので、ランニング環境としての札幌をご覧ください。

 オフィスビルやショッピング施設などが多く、観光客からビジネスパーソンまで幅広い層が行き交う札幌駅周辺。歩道が広く整備されているので、とても走りやすい環境です。周辺には時計台や赤れんが庁舎、少し足を延ばせば北海道大学と、たくさんのスポットが点在しています。

 札幌市のシンボルともいえる「さっぽろテレビ塔」。まずは、こちらを目指して走ってみるとよいでしょう。

 ちなみに……夜ランでは、このようにまったく違った景色が楽しめました。

 昼と夜、どちらの札幌を楽しむか。「コバル計画」は夜ランを応援する施設ですし、夜の札幌もすばらしい景色です。ただし時間帯的に暗く視界が悪いため、歩行者や自転車などにはくれぐれも注意してください。

 東から西へ、信号をはさみながら2km弱も続く大通公園。つい足を止めて見入ってしまうような、美しい草花がたくさん見られます。

 こちらは冬になると「雪まつり」の会場となる場所で、多くの人々が訪れる観光名所の1つです。走っていると、観光ツアーの方々が写真を撮りながら公園内を散策していました。

 走っている途中で小腹が空いたら、大通公園より南に進んで狸小路商店街を東に抜けると見えてくる、二条市場なんていかがでしょうか。活気ある市場では、新鮮な魚介類を使った海鮮丼などが食べられます。もちろん観光に訪れたのであれば、ついでにお土産を買って帰るのもよいでしょう。

 札幌駅仲通りの「コバル計画」を拠点とした札幌の街ラン。足を延ばせば藻岩山やモエレ沼公園、豊平川など、走る環境にとても恵まれています。個人的に「コバル計画」のランステ利用はぜひ来年も期待したいところ。「コバル計画」はもちろん、札幌市内のランニングは心からおすすめできます。

[施設情報]
コミュニティスペース「コバル計画」
・住所:〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西3丁目1-17 コバルドオリ内
・TEL:011-211-1503
・定休日:日曜日、祝日
・営業時間:
└ランチタイム 11:00〜13:00(チャレンジショップ利用者に開放)
└ドロップインタイム 13:00〜20:00(誰でも利用可)
└夜ラン営業 平日17:00〜20:00(最終受付19:00)
※夜ランは2018年8月6日(月)〜10月4日(木)まで
・料金
└ドロップインタイム 1時間500円~
└夜ラン 1回100円(着替えふくめ2時間以内)
・公式サイト:https://www.cobarstreet.com/cobar-keikaku/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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