2024年8月5日
プロテニスプレーヤー最高の名誉「ゴールデンスラム」とは?/いくつ知ってる!? テニス雑学まとめ〜【スポーツ雑学百科】 (2/2)
●ATPツアーファイナルに出るのは難しいの?
出場する選手全員がVIP待遇で迎えられるというATPツアーファイナル。2016年には、日本を代表するプロテニスプレーヤー錦織選手が出場し話題となりましたが、実はこの大会、出場するだけでも難しいってご存知ですか? ATPツアーファイナルに出場できるのは、過去52週間で出場した大会での獲得ポイント数が高い上位8名のみ。つまり、過去3年連続で出場を果たしている錦織選手はとってもすごいことをやってのけたということです。
●オリンピックで日本はメダルを獲得したことがある?
2016年のリオデジャネイロオリンピック、テニスシングルス部門で、錦織選手がみごと銅メダルを獲得したのは記憶に新しいでしょう。実は、日本にとって同競技でのメダル獲得は錦織選手で2回目となります。1920年アントワープ大会で、熊谷一弥選手が銅メダルを獲得して以来ということは、つまり96年振りとなる訳です。
●プロテニスの変なルールとは?
2015年のASBクラシックで、犬がボールボーイの代役として登場するという面白いニュースがありましたが、実はルールブックを見ると、プロテニスにはまだまだ変わったルールが沢山あります。
・コート上空を飛んでいる鳥にボールが当たった場合、そのポイントはやり直しとなる。
・ラケットを2本もってプレーすることは許されない。
・ボールが破れた場合、そのポイントはやり直しとなる。
ラケットや鳥の場合はわかる気がしますが、ボールが破れることがあるでしょうか? もしこれらルールに抵触するプレーを発見できたら幸運でしょう。
《参考文献》
田口貞善 監修「スポーツの百科事典」丸善
「スポーツ年鑑2016」ポプラ社
「スポーツ人名事典」日外アソシエーツ
「テニスルールブック」日本テニス協会
<Text:上野慎治郎(アート・サプライ)>
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