フィットネス
2018年10月31日

北海道・札幌の藻岩山でトレイルラン。頂上の絶景と初心者にもやさしいコースが特徴│旅するようにランニング (2/2)

山頂に到着

 そして山頂に到着。見晴らしのいい山頂には展望台があり、360度パノラマの絶景を楽しむことができます。

 心地よい風が吹けば、走ってほてった身体を優しくクールダウンさせてくれるはず。ただし時期によっては冷えますので、必要に応じて上着を持参した方がよさそうです。

 目の前に広がる札幌市街。藻岩山の標高は約531mとさほど高くありませんが、そこで見ることができる景色は驚くべきものでした。なお、札幌は「日本新三大夜景」に選ばれており、夜になると夜景を見るためにたくさんの人々が訪れます。ぜひ夕方ごろに訪れ、日が沈むのを待ってみてください。ただし夜の登山道は暗くて危ないので、帰りはロープウェイの利用をおすすめします。

藻岩山観光自動車道からの景色

 反対側には多くの山々が連なり、藻岩山観光自動車道が通っていました。同じ場所から見る同じ札幌の景色も、方角を変えるだけでまったく違う姿を見せてくれます。

 登山道を走って登ることで、ただ山頂からの景色を眺めるだけでなく、藻岩山の自然を存分に味わうことができるでしょう。距離が短いため、歩いてもさほど時間はかかりません。藻岩山を訪れる際には、片道だけでも登山道を通ってみてはいかがでしょうか。きっと、プラスアルファの楽しみが待っているはずです。

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[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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