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2023年5月30日

汗をよく吸収し、乾きやすい生地は?スポーツTシャツの素材と特徴 (2/2)

ウール

秋冬モノのアンダーウェアに使用されることが多く、保温効果が高い素材。吸湿性、撥水性が高いという一面も。近年はウールを使用したスポーツウェアも増えています。

合成繊維系

ナイロン

弾力性に富み、しわになりにくくて速乾性が高い。スポーツウェアだとスキーウェア、ウィンドブレーカーなどに多く使用されており、軽量なのも評価できます。ただし、日光によって黄変する弱点もあるので、野外で着用することが多いスポーツウェアとしては不向きかもしれません。

アクリル

ウールを目標にした合成繊維。保温性が高いため、セーターなどの冬用衣料に多く使用されています。スポーツ用のTシャツなどには、あまり使用されません。

ポリウレタン

伸縮性に優れた繊維で、水着や陸上ウェアなどに使われます。軽量ですが摩擦に弱く、紫外線の影響で黄変することもあるので注意が必要です。

スポーツTシャツに多く使われる素材は「ポリエステル」

ウェアに使用される繊維には、さまざまな種類があります。中でもスポーツTシャツにポリエステルが多く含まれるのは、それだけスポーツに適しているからだということなのでしょう。

また、冬場はポリエステル100%のシャツだけだと保温性がないので、暖かい素材のアウターが必要になってきます。普段着で着るような綿のTシャツでスポーツを行われている方は、これを機にスポーツ用のシャツを使ってみてはいかがでしょうか。

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<Text:松永貴允>

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