ライフスタイル
2024年5月15日

男性ホルモン「テストステロン」が高い男性、低い男性の特徴【調査】 (2/4)

テストステロンが低い男性の特徴

  • BMIが30を超えている
  • 筋トレと有酸素運動、いずれの運動習慣もない
  • 睡眠時間が6時間未満

肥満男性ほどテストステロン量は少ない

体重や体形とテストステロン値には関係性が見られ、BMIが30以上(肥満2度以上)の男性は、AMSスコアの高さ(テストステロン量低下による症状が多い)が確認できたそう。

BMI30以上の男性だと、平均スコアは50(重症)超え。BMI30未満の男性と比べても、テストステロン量はかなり低い可能性が考えられます。

2007年に1667名の男性を調査した実験では、BMIの数値が1上がると、テストステロン量が2%も低下するといったデータが確認されているとのことです。

細すぎてもダメ!

とはいえ、細ければテストステロン量が多いわけでもなさそう。今回の測定でもっともスコアが悪かった男性のBMIは14.7。とてもやせ型体形の男性でした。

たしかに、マッチョなイメージがあるテストステロンですから、細身や肥満体型とは結びつきにくいですね。

テストステロンを増やすには、やっぱり筋トレ?

同社は運動面にも着目しています。

1週間における筋トレ時間とスコアの検査結果を比較したところ、筋トレ5時間までは、スコアはとても良い傾向にあることがわかりました。

筋トレを週に5時間実施している男性の平均年齢は38.4歳で、スコアが35。そして20代前半未満の男性の平均スコアは36.4。週5時間程度の運動を行っている男性は、20代男性の平均値よりもスコアが良い結果です。

BMIも大事ですが、テストステロンを増やす方法として「筋トレ」はやはり有効なようです。週5時間の筋トレをしている人は、BMIも低そうですしね。

きつめの筋トレが効果的

筋トレの強度としては、「息が上がり大量に発汗」する程度まで追い込んでいる男性の方が、スコアが良い結果となったそうです。

週に5時間以上筋トレを行い、毎回きつめに追い込んでいる筋トレ民はテストステロンが高いと言えそうです。

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