ぽっこりお腹は「反り腰」が原因かも?10秒ストレッチで改善! (2/2)
股関節ストレッチ(10秒×左右)
股関節まわりの筋肉を柔軟にして、骨盤を立てやすくするためのストレッチです。
- 足を前後に開き、前のひざを90度に曲げて腰を落とす
- 背筋を伸ばしたまま体重をゆっくりと前にかけ、後ろの股関節を伸ばして10秒キープ
- 反対側も同様に行う
反り腰になると、こんな症状が!
ちなみに反り腰になることで、こんなデメリットが出てきます。
いろいろと体の痛みが出てくる
腰痛
腰を反らせた状態が続くと、腰まわりの筋肉に負担がかかり、コリ固まって痛みに変わっていきます。筋肉を酷使しているのと同じ状態なのですね。
肩甲骨の痛み
背中の動きが悪くなることで、背中の上部にある肩甲骨周りの筋肉も動かしづらくなり、肩コリにもつながります。
その他、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、背中の痛み、股関節の痛み、お尻の痛み、膝の痛みなどさまざまな部位に痛みを生じます。
骨格のゆがみも!
猫背
反り腰になると、体のバランスを取るため猫背になりがち。
内股、O脚
反り腰の人は、骨盤が前傾していて、太もも前側で体を支えるために内側になりやすいようです。
また、O脚の人の多くは内股なので、反り腰とO脚も大きく関わっているそう。その他、外反母趾と扁平足の原因ともなります。
女性特有の症状も重くなる
子宮下垂
反り腰で骨盤が前傾すると、子宮が正常な位置よりも下降しやすくなります。そのため、子宮下垂やひどい場合は子宮脱に繋がるおそれも。
尿もれ
骨盤の前傾により内臓が下垂して、膀胱が圧迫され、それを支える骨盤底筋も弱まり、尿もれの原因に。
自律神経への悪影響
反り腰によって首や背中の動きが悪くなることも、自律神経へ影響を及ぼします。
書籍概要
『その不調・痛み、反り腰が原因です!』
著者:小林 篤史
出版社 : 産業編集センター (2023/6/14)
発売日 : 2023/6/14
単行本(ソフトカバー) : 96ページ
【目次】
第1章 あなたの症状、もしかしたら反り腰が原因?
第2章 反り腰が治る、治らないで変わる未来
第3章 反り腰の改善方法&予防方法
第4章 反り腰の改善方法 生活習慣編
第5章 それってもしかして私? 反り腰のメカニズム
<Edit:編集部>