フィットネス
2023年6月14日

ぽっこりお腹は「反り腰」が原因かも?10秒ストレッチで改善! (1/2)

反り腰は、筋力の低下や日頃の姿勢のクセなどが原因で、骨盤が前に倒れるようにゆがんでしまい、腰が反った状態になる症状です。

反り腰は腰痛だけでなく、肩こりや自律神経の乱れ、ぽっこりお腹などの痛みや不調を引き起こすことがあります。年齢や運動不足によるものだから仕方ないと諦めずに、反り腰を改善してみませんか?

猫背矯正マイスター®︎で、宮前まちの整骨院代表小林篤史さんの著書『その不調・痛み、反り腰が原因です!』から、反り腰セルフチェックや10秒でできるストレッチなどを紹介します。

まずは反り腰セルフチェック!

 以下の方法でセルフチェックしてみてください。

  1. つま先を軽く開き、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につけて立つ
  2. 腰と壁の間に手のひらを入れ、空き具合をチェック!

腰と壁の間に手のひら何枚入った?

  • 手のひら1枚・・・反り腰ではない
  • 手のひら2枚・・・軽度の反り腰
  • 手のひら3枚・・・中度の反り腰
  • 手のひら4枚・・・重度の反り腰

見た目でもわかる!「反り腰さん」の特徴

ちなみに反り腰は見た目にもこんな特徴が。

  • おなかがポッコリと出ている
  • 腰が反っている
  • 鏡で見るとお尻が出っぱっている
  • パンツ着脱時にお尻が引っかかる
  • 太ももの前側の筋肉がかたい、または盛り上がっている
  • 内股気味である

反り腰気味の人は、これから紹介するストレッチを実施してみてください。

小林先生考案! 反り腰改善ストレッチ

小林先生は、反り腰を改善するためには、前傾している骨盤をたて、その状態を常にキープすることが大切と語ります。著書の中から、「たった3つだけ」しかも「1つ10秒」という独自の反り腰改善プログラムを紹介します。

お尻引き締め(10秒)

毎朝1回、たったの10秒。目を閉じて行うとお尻の筋肉に意識がむき、力を入れやすくなります。

  1. つま先を90度に開いてまっすぐに立つ
  2. 下腹部に手を当てて10秒間お尻の穴をギューッと締める(目を閉じるとより効果的!)

太もも前面前ストレッチ(10秒×左右)

太もも前側の筋肉の柔軟性を高めるストレッチ。腰を反らさないよう注意しながらしっかり伸ばすのがポイントです。

  1. イスの背もたれをつかんで横に立つ
  2. 片方のひざを曲げて足の甲を持ち、後ろに引き上げ10秒キープ
  3. 反対側も同様に行う

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