筋トレと有酸素運動の順番・時間配分。どっちを先にやれば効果的なのか (2/3)
「これだけ時間を空けた方が良い」という、決まった時間はありません。
トレーニングできる時間の中で優先順位を付け、無理なく継続できるスケジュールを組むことが最も大切です。
プロテインはいつ飲むのがいい?
基本的に、プロテインはどのタイミングで飲んでも構いません。1日のタンパク質摂取量が変わらなければ、トレーニング効果に大きな違いはないからです。
ただし、空腹時にトレーニングする際は、運動を開始する少し前にプロテインを飲むことをおすすめします。空腹状態を回避することで、筋分解を防ぐ・トレーニングの質を上げるとった効果が期待できます。
筋トレと有酸素運動は毎日やってもいい?
初心者のうちは、毎日筋トレと有酸素運動をやるのはおすすめしません。
おすすめしない理由
初心者の場合、関節や筋肉が運動に慣れておらず、休みなく運動し続けると怪我につながってしまいます。
毎日行っても怪我がなければ、もちろん問題ありません。しかし、初心者の場合、強い刺激を与えなくても、筋肉は十分に成長するので、最初は無理をせず休みを設けると良いでしょう。
毎日の運動をおすすめしないケース
筋肉痛や関節痛などが生じている時は、運動を休んでください。
また、メンタル的に「今日はやりたくない……」という時も無理に行わなくてOK。運動は、とにかく楽しく行うことが大切なので、無理せず休みましょう。
おすすめの運動頻度
- 筋トレは、1部位につき週2回程度
- 有酸素運動は、週2〜3回程度
に留めておいた方が無難でしょう。
筋トレと有酸素運動を一日おきにやるのは効く?
「筋トレと有酸素運動を1日おき」にやっている人が多いですが、これにはメリットとデメリットが存在します。
一日おきにやる「メリット」
メリット① トレーニングの質の向上
筋トレと有酸素運動を同じ日に行うと、疲労により後に行う運動の質が低下し、十分な効果を得られないかもしれません。
一方、一日おきに行うことで、両方質の高いトレーニングが行え、十分な運動効果を得られると考えられます。
メリット② 1回のトレーニング時間の短縮化
一日おきに行う場合は、1回にかかる時間が短くなります。そのため、空き時間が少なくても、トレーニング実施可能です。
一日おきにやる「デメリット」
デメリット① 毎日ある程度の時間が必要
毎日安定して時間がとれない人は、スケジュール管理の点で難しくなります。
メリット② ケガのリスクが高くなる
軽い有酸素運動でも、筋肉や関節に小さなダメージが入ります。ずっと休みなしで運動を行うと、ケガのリスクが高まるでしょう。
また、毎日継続しなければいけないプレッシャーもかかるため、精神面でも気を使う必要が出てきます。