2024年6月23日
白米で「どんどん太る人」に共通する、NGな食べ方[管理栄養士回答] (1/2)
ダイエット中もお米は普通に食べたほうがいいとは聞きますが、食べ方に注意をしないと、太る原因にもつながります。では、白米を食べて太ってしまった人には、どんな共通点があるのでしょうか。
白米ダイエットについてのさまざまなギモンを、Japanマラソンクラブのマラソンインストラクターとして、走り方の指導や食事指導にあたる管理栄養士の深野裕子さんに聞いたので、一部抜粋して紹介します。
白米で「太ってしまった」という人の食べ方とは
空腹時に大量に食べてしまう
白米の過剰な摂取や空腹状態での摂取は血糖値を急激に上昇させやすく、必要以上に摂取された糖質は中性脂肪として蓄積し、体脂肪が増加されます。
夜遅い時間帯に、揚げ物など脂質が多い食べ物と一緒に食べてしまう
糖質とともに摂取した脂質は、エネルギーとして使う予定がなければダイレクトに中性脂肪として蓄えられやすいです。
とくに夜は同じ食事内容でも血糖値が上昇しやすいため、夕飯で白米と揚げ物などの脂質が多い食事をとると太りやすいと言えます。
そもそも食べる量が多い
白米のカロリーは、お茶碗1杯(150g)で約234kcal。食べる量が多いと、すぐにカロリーオーバーし、当然太ります。
精製米<めし>150g
- エネルギー 234kcal
- 炭水化物 55.7g
- たんぱく質 3.8g
- 食物繊維 2.3g
- 脂質 0.5g
- マグネシウム 11mg
- カルシウム 5mg
- 亜鉛 0.9mg
- 鉄 0.2mg
- ビタミンB1 0.03mg
※文部科学省「八訂日本食品標準成分表」をもとに作成
では、太らないために意識したい食べ方のポイントとは。
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