トレーナーが選ぶ「太ももを太くする筋トレ1位」とは?ちなみに「避けるべきメニュー」はコレ (3/3)
太ももを「太くする」には向かない筋トレメニューは?
「太くする」という目的において避けたいのは、低負荷でのトレーニングを長時間・高回数で行うことです。
15回、20回と回数をこなせるような負荷では、筋肉の持久力は高められても、ボリュームアップに必要な強い刺激を与えにくくなります。
とくに「軽めの負荷でたくさん動く」系のエクササイズばかりを選ぶと、筋肥大よりも有酸素的な持久力向上がメインになる傾向があります。
もし、太ももをしっかり太くしたいのなら、高負荷・低〜中回数(6〜12回程度)を意識して取り組むのがおすすめです。
太ももを太くすると、どんなメリットがある?
最後に、太ももを太くすることでどんな“イイコト”があるのか、改めておさらいしてみましょう。
力強く逞しい印象を与える
しっかりとした筋肉のついた太ももは、見た目に迫力があり、下半身の安定感を高めます。立ち姿や歩き方にも自信がみなぎるでしょう。
上半身のトレーニング効果も向上
スクワットなど複合的な動きの中で太ももを鍛えると、お尻やコア、背中なども同時に刺激され、全身の筋力アップや代謝向上に好影響を及ぼすと考えられます。
太くなりすぎることのデメリットは?
とはいえ、ひたすら太ももを鍛えすぎてしまうと、意外なデメリットも考えられます。
ファッションの選択が限られる
細身のパンツが履きにくくなる、スーツがきつくなるといったケースも。普段着やビジネスウェアのサイズ選びを工夫する必要が出てきます。
用途によってはバランスが合わない場合も
競技やスポーツによっては、過度に太い脚がむしろパフォーマンスを制限する場合もあります。自分の目的やライフスタイルに合わせた体づくりが大切です。
監修者プロフィール
トレーナー山岸 慎
2011年からトレーナーとして、モデル・アーティスト・俳優のサポートを行う。現在はJリーガーなどトップアスリートをはじめ、運動初心者まで様々な身体レベルの方のトレーニング指導を行なっている。所有資格NSCA-CSCS。
・パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS渋谷南平台
・ストレッチリラクゼーションサロン ESL(エッセンシャル ストレッチ ラボ)
<Edit:編集部>