
リバース(仰向け・逆)プランクの効果と正しいやり方。ハイリバースプランクとの「違い」も解説
背中をメインに体幹を鍛えられる「リバースプランク」。「逆プランク」「バックプランク」「仰向けプランク」とも言われています。
リバースプランクの効果と鍛えられる筋肉、正しいやり方を解説します。プランクで効果を出すには、正しいフォームで行うことが重要です。
フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さんのトレーニング指導のもと、市民アスリートであるMIHO(みほ)さんが一緒にトレーニングを実践してくれます。
リバースプランクで得られる効果
うつ伏せで行う通常のプランクは、腹筋やインナーマッスルに効くと言われていますが、リバースプランクは、「背中」「お尻」「太もも」の筋肉を重点的に鍛えることができます。
また、リバースプランクは背中のインナーマッスルを鍛えるため、「猫背」や「巻き肩」などの姿勢改善も期待できます。姿勢や後ろ姿を美しくしたいなら、リバースプランクがおすすめです。
リバースプランクで鍛えられる筋肉部位
- 腹横筋(お腹を凹ませる時に働く筋肉)
- 広背筋(背中全体の筋肉)
- ハムストリングス(お尻の付け根から太もも・膝までの裏側の筋肉)
- 臀部(お尻)
リバースプランクの正しいやり方
1.仰向けの状態になる
2.肘を肩の真下につけて、上半身を持ち上げる
3.かかとで支えながら足を伸ばし、下半身を持ち上げる
4.そのままキープする
リバースプランクのセット回数目安
30秒×3セット(間に10秒休憩)
プランクは10秒でも正しいフォームで行うことが大切。無理せずに、できる秒数で設定しましょう。
リバースプランクの効果を高めるポイント
- 手はこぶしを強く握らず、肩を強張らせず、リラックスする
- 背中が反ったり、腰が落ちたりしないように気を付ける
- 呼吸を止めずにおこなう
【動画】リバースプランクの正しいやり方
\動画で動きをチェック/
リバースプランクをすると「肩が痛い」原因とは
リバースプランクをしていて、肩が痛い場合は、「あごがあがっていないか」「肩に力が入りすぎていないか」「背中が反りすぎていないか」を、チェックしてみましょう。
リバースプランクが辛くてできない…
「体重が重い」「筋肉が少ない」と、腕で身体を支えきれず、リバースプランクができない場合があります。
そんな時は無理をせず、普通のプランクなど、できる体幹トレーニングからやっていきましょう。
ハイリバースプランクは、リバースプランクよりも負荷が低いため、おすすめです。
リバースプランクとハイリバースプランクの違い
「リバースプランク」は、プランクの仰向けバージョンで、「肘を曲げて床に付けている」フォームのことです。肘をのばした状態が「ハイリバースプランク」です。
肘を付くと、痛い・つらくてできない場合は、ハイリバースプランクからやってみてください。
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監修・トレーニング指導
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
出演者プロフィール
MIHO(みほ) 市民アスリート。トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレが大好き。フルマラソン自己ベストは3時間0分18秒。1児の母。 ■ Instagramアカウント → @mip0000
<Text:MELOS編集部>