
Tシャツが似合う腕になる!二の腕を太くするダンベル3種目【トレーナー直伝】
Tシャツを着たとき、二の腕が物足りないと感じたことはありませんか?
腕の太さは、見た目の印象を大きく左右するパーツ。特に半袖シーズンには、ほどよく張った二の腕が全体のバランスを引き締めてくれます。
今回は、そんな“見せる腕”を目指す人のために、ダンベルだけで効率よく二の腕を鍛えられる筋トレメニューを厳選。トレーナー監修のもと、初心者でも確実に効かせられる3種目を紹介します。
ダンベルプルオーバー
上半身を効率的に鍛えることができる筋トレ「ダンベルプルオーバー」。背中と胸の筋肉へ、同時に負荷をかけるダンベルを使ったトレーニングです。
正しいやり方
1. 足は肩幅に開き、フラットベンチ等に肩を乗せて仰向けになる
2. ダンベルを持ち、頭の後ろに下ろしていく、バンサイをするように、ダンベルを遠くに下ろす
3. ゆっくりとスタートポジションに戻していく
実施回数
10回
ポイント
・肩まわりの可動域を広げていくイメージで行う
・二の腕への刺激を意識する
・反動を使わない
鍛えられる筋肉(場所)
・二の腕
・胸筋上部
・背中
ダンベルショルダープレス
肩の筋肉である三角筋などを鍛える筋トレ「ダンベルショルダープレス」。日々のトレーニングに取り入れることで、逆三角形のたくましいボディを手に入れましょう。
正しいやり方
1.約45度に設定したベンチに座り、ダンベルを両手に持つ。足は腰幅に広げる
2.ダンベルを肩の上で持つ。肘の角度は90度にし、手のひらは体の向きと同じ方向に向ける
3.手のひらを正面に向けたまま、肘を伸ばしてダンベルを持ち上げる
4.肘を曲げて元の姿勢に戻る。
実施回数
15回
ポイント
・力を入れるタイミングで息を吐く
・正しい姿勢をイメージして行なう
鍛えられる筋肉(場所)
・上腕二頭筋
・上腕三頭筋
・三角筋
③ダンベルカール
力こぶの筋肉・上腕二頭筋を鍛える筋トレ「ダンベルカール」。ダンベルを上げ下げする動きで、太くたくましい腕や引き締まった二の腕を目指しましょう。
正しいやり方
1. 足を肩幅に広げ、背筋を伸ばして立つ
2. ダンベルを両手に持ち、息を吐きながら持ち上げる
3. 一瞬キープし、息を吸いながらゆっくりと下ろしていく
実施回数
10回
ポイント
・脇は開かないように注意する
・一定のリズムで行なう
鍛えられる筋肉(場所)
・上腕二頭筋
・上腕筋
・腕橈骨筋(わんとうこつきん)
どれくらいの重さで、何回やればいい? 筋トレにおける重量と回数の決め方
個人によって適切な重さは異なる
平均重量を目安として「初心者は〇キロの重りを使いましょう」ということはできますが、筋肥大を目指すなら、重量設定の答えは「個人によって異なる」が正解です。
重量と回数は決まっているものではなく、個人によって異なるのです。さらに、その人の慣れや筋肉の状態に応じて、重さは変化していきます。
筋肉を大きくするなら8~10回で限界がくる重量にする
筋肥大効果を得るためには、8~10回で限界がくる重量で行うようにします。そしてそれを3セット行います。
8~10回×3セット
※セット間の休憩は1~3分程度
- 適正重量は「8~10回で限界がくる重量」
- 適正回数は「反復できなくなる回数」
セット数は3セット、休憩(インターバル)は1~3分程度がもっとも筋肥大効果を高めるとされています。
監修・トレーニング指導
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、アクティブエイジ・ダイエット指導士、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
<Text:MELOS編集部>