チューブトレーニング
フィットネス
2025年8月20日

関節にやさしく筋肉に効く!チューブトレーニングの効果と筋トレ10選 (2/3)

チューブの種類と選び方

チューブトレーニングは、ゴムバンド、エクササイズバンドなどさまざまな名前があります。大きく4種類あるので、特徴や目的別に選びましょう。

種類 適した目的(おすすめの人) 金額感 購入場所
ループバンド(レジスタンスバンド) 下半身を鍛えたい人/ヒップアップを目指す女性向け 100〜1,500円 100円ショップ/スポーツ店/通販
ハンドル付きチューブ 上半身(腕・肩・背中)を本格的に鍛えたい男性や中級者向け 1,500〜3,000円 スポーツ用品店/Amazon/楽天など
チューブバンド(ストレートタイプ) 初心者全般/全身をバランスよく鍛えたい人向け 500〜2,000円 ドラッグストア/100円ショップ/ネット通販
布製ループバンド トレーニング経験者/安定性重視でヒップを鍛えたい人向け 1,000〜2,500円 スポーツ店/ECサイト/一部100円ショップ

ループバンド(レジスタンスバンド)

輪になっているタイプで脚に巻きやすく、お尻・脚トレに使いやすい。

ループバンド(レジスタンスバンド)

ハンドル付きチューブ

両端にグリップがあり、安定して力をかけやすい。

ハンドル付きチューブ

チューブバンド(ストレートタイプ)

シンプルなゴムの帯。巻きつけたり踏んだり自由に使えるため、初めて買うならストレートタイプがおすすめ。

チューブバンド(ストレートタイプ)

布製ループバンド

伸びにくく滑りにくい布製。しっかりした負荷をかけたい人向け。

布製ループバンド

正しい使い方とフォームのコツ

チューブトレーニングの効果を高めるためには、正しいフォームと使い方を理解することが大切です。間違った使い方では、思うように筋肉に刺激を与えられないため、基本を押さえましょう。

基本フォームと使い方の注意点

1.チューブにたるみがないようにセットして、常に張力をかけた状態で行う。

2.勢いで動かさずに、ゆっくりと筋肉の収縮と伸展を感じながら動く。

3.姿勢をまっすぐに保ち、狙う筋肉に集中することで効かせやすくなる。

4.反動を使わずに、可動域いっぱいに丁寧に動くことがポイント。

チューブの使い方と基本動作

チューブトレーニングの動作は「引っ張る」「伸ばす」「押し出す」の3つで構成されます。

引っ張る動き(例:チューブローイング):チューブを足にかけて座り、肘を後ろに引いて背中を刺激します。しっかりと肩甲骨を寄せる意識が大切です。

伸ばす動き(例:ショルダープレス):チューブを足で踏み、両手で頭上に押し上げて肩を鍛えます。動作中ずっとテンションを感じるように行いましょう。

押し出す動き(例:チェストプレス):背中側にチューブを回し、前方へ押し出す動作で胸を収縮させます。スピードよりも丁寧なコントロールが重要です。

チューブは動作の開始時に「ゆるんでいる」と負荷がかかりにくいため、初めからピンと張った状態で構えるのがポイントです。動きの中でテンションが抜けないように、スムーズかつコントロールされたスピードで動作することを意識しましょう。

次:おすすめのチューブトレーニングメニュー10選

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