
下っ腹痩せるには?原因と効果的な筋トレ・食事・有酸素運動まで徹底解説 (1/2)
下っ腹だけなかなか痩せないんですけど?
その理由は、下腹部は脂肪が落ちにくく、姿勢や筋力不足も関係して凹みにくい部位だから。
では下っ腹を痩せるにはどうしたらいいのか。原因から効果的な筋トレ・食事法・有酸素運動・生活習慣の改善方法まで、徹底解説します。
全体監修は、なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックのスポーツ整形外科医・樋口 直彦先生。自宅でできる実践的な腹筋メニューは、フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修のもと、トライアスロンや自転車競技などで活躍しているMIHOさんが、正しいやり方・フォームを動画で解説します。
下っ腹が痩せにくいのはなぜ?
下っ腹は、脂肪や姿勢、筋力低下など複数の要因が重なって痩せにくい部位です。便秘やむくみも加わることで、さらにぽっこりと目立ちやすくなります。
内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積
下腹部は体脂肪が集まりやすく、内臓脂肪と皮下脂肪の両方が重なってつきやすい部位です。内臓脂肪はお腹の肉を掴みにくく、皮下脂肪は奥まで深く掴めるのが見分け方のひとつの目安になります。
特に内臓脂肪は運動不足や食べ過ぎによって増えやすく、放置すると生活習慣病のリスクも高まります。皮下脂肪は一度つくとなかなか落ちにくいため、早めに対策をとることが必要です。
骨盤の歪みや姿勢の崩れ
反り腰や猫背など姿勢の乱れは、下っ腹が前に突き出て見える大きな原因です。骨盤が前傾すると内臓が前に押し出され、脂肪が少なくてもぽっこりして見えることがあります。
長時間のデスクワークやスマホ操作も姿勢悪化につながるため、日常的に意識することが欠かせません。
インナーマッスルの低下
腹横筋をはじめとするインナーマッスルが弱ると、内臓を支えられずに下っ腹が出やすくなります。特に運動不足や加齢によって筋力が衰えると、見た目だけでなく基礎代謝の低下にもつながります。下腹部の筋肉は、鍛えることで改善が可能です。
便秘やむくみの影響
腸内に便やガスが溜まるとお腹が張り、下っ腹がぽっこりと出てしまいます。さらに水分代謝が悪いとむくみも加わり、太っていないのにお腹が膨らんで見えることがあります。食物繊維や水分を意識して摂ることで、見た目の改善に効果が期待できます。
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