ラジオ体操を毎日続けた結果どうなる?1ヶ月・3ヶ月・1年後の変化を専門家が解説 (4/4)
「ただやる」から卒業!ラジオ体操の正しいやり方
同じ3分でも動き方を意識するだけで、より効果的な刺激にできます。
・動作はできるだけ大きく行い、関節の可動域を意識する
・呼吸を止めず、吸うと吐くをリズムに合わせて続ける
・朝に行い、体温を上げて活動スイッチを入れる
・強度よりも「毎日続ける」ことを優先する
これらを意識するだけで、ラジオ体操の質は大きく変わります。
毎日やっていい?ラジオ体操の回数と頻度
無理なく続けるためには、回数と頻度の考え方を分けておくと判断しやすくなります。
1日の回数の目安
基本は1日1回で十分です。第一のみであれば体への負担は大きくなく、習慣として取り入れやすいでしょう。
体力に余裕がある場合は第一と第二を続けて行う方法もあります。回数を増やすよりも、丁寧に動くことを優先したほうが効果につながります。
毎日やってもいい?
ラジオ体操は低〜中強度の運動であり、毎日行っても過度な負担になりにくい体操です。筋肉痛が残るような強度ではないため、日課としても続けやすいでしょう。
ただし強い疲労感や関節の違和感がある日は無理をせず休む判断も必要です。
ラジオ体操の注意点
安全性の高い体操ですが、体調によっては控えたほうがよい場合があります。無理に続けることが効果を高めるわけではありません。
痛みや炎症があるとき
急性の腰痛や膝の炎症がある状態で動かすと、症状が悪化する可能性があります。特に前屈や反らす動作は負担になりやすい動きです。
違和感がある場合は可動域を小さくするか、中止する判断が必要です。
安藤さん「体操は治療ではありません。痛みが出ている部位は休ませることが優先です。」
起床直後の強い跳躍や反動動作
第二に含まれる跳躍動作や勢いをつけた動きは、体が温まっていない状態では負担が大きくなります。体温が上がってから行うことで関節や血管への負担を抑えられます。
安藤さん「勢いよりもコントロールが重要です。呼吸を止めず、反動を使わない動き方が安全につながります」
ラジオ体操に関するQ&A
ラジオ体操とウォーキングどっちがいい?
目的によって選び方が変わります。脂肪燃焼や持久力向上を重視するなら、消費カロリーが高いウォーキングのほうが効率的です。
一方でラジオ体操は短時間で全身の関節や筋肉を動かせるため、可動域の維持や姿勢改善に向いています。ウォーキングは『持久力』、ラジオ体操は『体のしなやかさ(柔軟性)』。この2つを組み合わせるのが、最強のアンチエイジング習慣です。
ラジオ体操で筋肉はつきますか?
ラジオ体操は自重で全身を動かす体操のため、大きく筋肥大する運動ではありません。筋肉を増やすというよりも姿勢を支える筋肉(抗重力筋)に刺激が入ります。
運動習慣がない人であれば、継続することで筋力低下を防ぐ効果は期待できます。筋肉量を増やしたい場合はスクワットや腕立て伏せなどの負荷を追加する必要があります。
ラジオ体操を本気でやるとどんな効果がある?
動作を大きくし、反動を使わず丁寧に行うと心拍数が上がり軽い有酸素運動の状態になります。血流が促進され、体温が上がりやすくなります。
第二まで続けて行うと下半身や体幹への刺激も強くなります。勢いに頼るのではなく、可動域を意識して行うことが効果を高めるポイントです。
監修者プロフィール
理学療法士・パーソナルトレーナー
安藤 瑞樹
総合病院で約7年間、理学療法士として、スポーツ・一般整形のリハビリに従事。独立後約4年間、パーソナルトレーナーとして勤務。2021年にパーソナルトレーニングジムJuntosをオープン。現在、パーソナルトレーナーの他、高校サッカー部のトレーナーとしても活動中。
パーソナルトレーニングジムJuntos
https://juntos-tokachi.com/
<Edit:編集部>
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