フィットネス
2026年4月15日

筋トレのやり過ぎ、判断ポイントは?こんな症状が出たら「中止を検討」! (3/3)

オーバートレーニングになってない? セルフチェック項目

オーバートレーニングに陥る前には、必ず体や心がサインを発しています。それらを早い段階のうちに見逃さず、対処することが重要です。

オーバートレーニングのチェック項目

□ 休息時の心拍数に変化はないか

□ 血圧に変化はないか食欲は減退していないか

□ 体重や体脂肪率が急激に減っていないか

□ イライラや不安感がないか

□ 注意力が低下していないか

□ 寝つきが悪くなっていないか

□ 寝入ってもすぐに目が覚めないか

□ 筋肉痛が長引いていないか

□ 筋トレの記録が長らく停滞していないか

オーバートレーニングの症状は、人によってさまざまです。ここに挙げたチェック項目のすべてが当てはまるとは限りませんが、もし該当するものがいくつかあれば、オーバートレーニングの可能性があります。

一度立ち止まり、トレーニングの強度や頻度、そして休息期間とのバランスを見直してみましょう。

オーバートレーニングになったら、どれくらい休息をとればいいのか

トレーニングと休息の適切なバランスも人それぞれです。

どれだけ追い込んだら負荷のかけ過ぎなのか、あるいは足りないのか。どこからが休み過ぎなのか、あるいは休みが少な過ぎるのか。そこには明確な答えはありません。

その人の能力や経験、性格、体調、さらには天候などの外的環境までもが複雑に関連してきますので、一概にその線を引くことはできないものです。

記録の低下=トレーニング不足ではない

いずれにしても、パフォーマンスの低下の原因をトレーニング不足へと安易に結び付けないようにしましょう。その状態は、逆にトレーニングのやり過ぎなのかもしれません。

なお、オーバートレーニングかどうかを見分けるには、普段から自分の体調をチェックする習慣を持つことも大切です。

上のチェック項目にしても、普段の数字を知らなければ現状と比較することすらできません。

それでもオーバートレーニングになってしまった場合は

それでもオーバートレーニングになってしまったら、回復するには休息以外に方法はありません。そして、その期間は数か月から年単位に渡ることもあります。

せっかく好きで始めたトレーニングができなくなるのは大変悲しいことです。ですから、そうなってしまう前に予防が大切なのです。

もし自己診断に不安を感じたら、手遅れになる前に、迷わず医師に相談することをおすすめします。

筆者プロフィール

角谷剛(かくたに・ごう)

アメリカ・カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後、趣味のスポーツがこうじてコーチ業に転身。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー部監督を務める。また、カリフォルニア州コンコルディア大学にて、コーチング及びスポーツ経営学の修士を取得している。著書に『大人の部活―クロスフィットにはまる日々』(デザインエッグ社)がある。
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<Text:角谷剛>

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