女性の体脂肪率、理想の数値は何%?生理中は筋トレを休んだ方がいい? (2/2)
生理中もトレーニングしていい?
女性特有の問題のひとつが、生理中のトレーニングについてです。
生理中の体調のすぐれないときは、トレーニングを休んだ方がいいのか悩むという人も多いでしょう。結論から言えば、普段と同じようにトレーニングを行っても問題ないと言えます。
もちろん、体調がよくなければお休みするのもいいでしょう。しかし体調に問題なければ、いつも通りトレーニングを行って問題ないはずです。
女性は器具を使わず自重トレーニングのほうがいい?
基本的に、男性も女性もトレーニング内容に違いはありませんが、女性はどうしてもマシントレーニングばかりで、バーベルやダンベルを使用するフリーウエイトに取り組みにくいという人が多いのが現状ではないでしょうか。
それは、フリーウエイトエリアにいるのが男性ばかりであるというのもひとつの理由かもしれません。
しかし、その理由でフリーウエイトをしないのはもったいないことです。せっかくトレーニングするのであれば、自重トレーニングで筋肉に刺激が足りなくなったときは、積極的にフリーウエイトにチャレンジしてみましょう。
1人で心細いのであれば、知り合いやトレーナーと一緒に行うのもおすすめです。
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スポーツブラは必要?
トレーニング中の服装にも気をつけたいポイントがあります。それはバストを守るためにスポーツブラを装着することです。
胸は筋力の他に、クーパー靭帯という組織などで支えられています。しかしこの靭帯は、揺れにより少しずつ損傷してしまうのです。損傷することにより固定力が徐々に弱くなり、胸が垂れてきてしまいます。
そのため、トレーニングするときはスポーツブラなどで胸が極力揺れないように固定して行うことが、綺麗なバストラインを作るために重要です。
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手のマメや擦れを防ぐには?
ウエイトトレーニングをしていると、だんだん気になってくるのが手のマメ。バーベルやダンベルを握っていると、指の付け根の位置にマメができてしまうことが多いでしょう。男性は気にしないことが多いでしょうが、女性となれば話は別なはず。
女性がウエイトトレーニングを行う場合、トレーニンググローブの着用をおすすめします。マメを防いでくれるだけでなく、グリップ力を高めダンベルの落下などのリスクを減らしてくれるでしょう。
女性も筋トレをするメリットがたくさんある
女性がウエイトトレーニングをする際に、気をつけたいポイントをいくつかご紹介しました。
こう見ると、男性に比べ気を使わなければいけない点が多く、それも女性がウエイトトレーニングを敬遠する原因の一つなのかもしれません。
しかしウエイトトレーニングには、見た目の変化以上に大きなメリットがたくさんあります。ぜひ女性の皆さんも積極的に取り組んでみてください。
[筆者プロフィール]
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳>