ウェルネスフード
2024年7月22日

トマトの栄養と効果的な食べ方。ミニトマトやジュースでもいい?マッスルデリ管理栄養士が解説 (2/3)

  • ミニトマト

通常のトマトと比べてゼリー部分が少なく果肉が多いため、β-カロテンが多いのが特徴。甘みも強いので炭水化物(糖質)も高いものが多い。

  • トマトジュース

加熱等の工程を経るため、ビタミンCなどの含有量は生食より低い。加工後、缶やペットボトルに充填されているため、時間や場所を選ばず摂取が可能。

リコピンとは。働きとメリット

 トマトの栄養素的な特徴として「リコピン」「β-カロテン」という成分が挙げられます。どちらも“カロテノイド”という黄色または赤色の色素成分の一種です。

 カロテノイドの特徴は、強い抗酸化作用(活性酸素の発生を抑える・取り除くはたらき)を持つことです。このため、活性酸素が原因で発生する動脈硬化の予防や、老化やがんの発生を抑える効果があると考えられています。

 健康や美容の悩みがある人にとって、トマト摂取はメリットとなるでしょう。

トマトはダイエットにいい?

 ダイエットに効果的な食材とは断言できませんが、トマトは他の野菜と同じように低脂質かつビタミンやミネラルが含まれています。

 日々のカロリーコントロールの範囲内で健康的な栄養バランスの食事を実現するために、一役買ってくれる存在と言えます。

濃い赤色のトマトがおすすめ

 先述のとおり、リコピンは赤色の色素成分です。リコピンを効率よく摂取したい場合、同じ生のトマトでも、より熟されて赤色が濃いものを選びましょう。

 また、生のトマトよりもトマト缶やケチャップ、トマトジュースなどのトマト加工品のほうが、リコピン含有量は高いといわれています。

 その理由は、製造の過程で成分が凝縮されたり、赤色の色素が濃い品種が使用されている場合があるためです。

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