ウェルネスフード
2023年9月24日
ダイエットにおすすめの「発酵食品」一覧&痩せたい人にうれしいメリット3つ (2/5)
糖質、脂質を排泄しやすくする
発酵食品に関わる微生物のひとつに、乳酸菌があります。乳酸菌は、食物繊維と似た働きをすることがわかっています。
また、乳酸菌は多糖成分という物質を作ります。これが糖質や脂質の吸収を抑え、排泄を促すと考えられているのです。
さらに、余分な糖質の吸収を抑えることで血糖値の急激な上昇を抑えます。その結果、余分な糖質が脂肪細胞に取り込まれることを防げるのです。
代謝アップをサポート
発酵食品の発酵がすすんでいくと、食品中のビタミンB群が増加することがわかっています。ビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変化させるときに必須です。
そのため、発酵食品は、糖質や脂質をエネルギーに変え、体全体の代謝をあげることに役立つと考えられています。
代表的な発酵食品リスト
ここでは、身近に食べられている代表的な発酵食品をご紹介します。
調味料など
発酵調味料は日本での歴史が深く、麹菌などの酵母を用いて発酵させたものが多くあります。代表的な発酵調味料には、以下があります。
- 醤油
- みりん
- 味噌
- 酢
そのほか、魚を発酵させて作る魚醤(ぎょしょう)も発酵調味料のひとつです。海外では、ナンプラーとして親しまれています。また、豆板醤もそら豆を発酵させて作る発酵調味料です。
ぬか漬け
きゅうりや大根、ナスなどの野菜類を発酵させて作ったぬか漬けは、野菜不足も補うことができます。
肉・魚類
サラミやペパロニなどは、豚肉を乳酸菌で発酵させて作ります。また、ハム類のうち、生ハムも実は発酵食品です。豚肉を塩漬けにして、熟成庫で発酵させて作ります。
さらに、滋賀の名物の「くさや」も発酵食品のひとつです。くさやは、くさや液という発酵液が使われ、さまざまな菌によって発酵されています。