こんな効果が!バランスボールを椅子にするメリット
体幹トレーニングやストレッチアイテムとして人気の「バランスボール」。最近はイス代わりにして運動不足を解消したり、ダイエットに活用する人も。
このバランスボール、椅子代わりにするだけでも結構メリットがあるのです。
イスとして座ったときの効果
バランスボールを椅子代わりにすると、以下の効果が期待できます。
- 姿勢を正しい位置に導く
- 身体のバランス力をアップさせる
- 姿勢を保つことで体幹を鍛える
姿勢が悪いと、数値上より太って見えてしまうことが多くあります。背中や肩が丸くなっている、お尻が後ろに出ていることで、ぽっちゃりとした印象を与えることも。
正しい姿勢をキープするためには筋力が必要です。姿勢が悪い人は、使われていない筋肉が多くあると考えられるため、姿勢を矯正するだけでさまざまな筋肉に刺激が入り、ボディラインに変化が現れてきます。
姿勢が正しくなると骨盤の歪みも解消され、内臓を支えられずぽっこりしていたお腹が凹んだり、消化器官の機能が正常化するなどうれしいサポートも。
また、体幹(胴体や腰まわりの筋肉)も鍛えられるため、筋肉のバランスが整えられ、カラダ全体の安定性が高まります。それにより、運動パフォーマンスの向上や体の引き締め、体力向上などが期待できます。
日常生活においても、筋肉がつくことで疲れにくくなったり、腰痛予防、姿勢の崩れを防ぐ、転倒予防などのメリットもあります。
バランスボール椅子はウエストまわりに効果大
バランスボールで正しい姿勢を維持すると、お腹の奥にあるインナーマッスルに刺激が入るため、とくにウエストまわりの引き締めに効果が期待できると考えられます。
JBI日本バランスボール協会トレーナー・岡本薫さんも、以下のように語ります。
「バランスボールのダイエット効果という意味では、背もたれがないイスに座っていることになるのでお腹周りのインナーマッスルを鍛えることができます。その結果、体脂肪が減ってくる効果を期待することができます」(岡本さん)
また、バランスボールに乗ってたまに腰を回すなどすると、腰痛予防にもなるそう。デスクワーク民にはうれしいポイントです。
「バランスボールに座ったまま腰を回すことで、腰痛改善にもつながります。姿勢が正しくなることで、肩こり改善の効果も期待できます。ただしひどい腰痛の場合は、下手に動かすことで悪化させてしまうこともあります。重度の痛みがある人は、プロのトレーナーや医師に相談して実践してください」(岡本さん)
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どれくらい続ければ効果が出る?
バランスボールを椅子代わりにして、どれくらいの期間でメリットを実感できるのでしょうか。
岡本さんいわく「毎日継続した結果、少しずつ効果が表れると考えておいてください」とのこと。また、スポーツクラブメガロスのトレーナー・小松裕季さんは「継続的(年単位)に行うことで体型に変化が出る可能性はあるかと思います」と語っています。
\バランスボールの使い方を、もったくさんチェック/
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<Edit:編集部>