サウナで“爆睡度”が上がるってホント?快眠効果を得るための入り方 (1/2)
サウナには様々な効果があると言われていますが、「睡眠の質をグッと向上させる効果がある」のはご存知でしょうか?ここでは、“サウナと睡眠の因果関係”についてご紹介します。
サウナが睡眠の質を上げる……その理由とは
サウナが睡眠の質を上げるというのは、具体的にどういったことが関係しているのでしょうか。サウナがもたらす効果を元に解説していきます。
深部体温が上昇する
サウナ後、心身ともに気持ち良くなり眠気が生じるのは、深部体温の上昇が要因です。
人は、体温が低下するにつれて、眠たくなる仕組みになっています。サウナに入ることで、身体の芯の温度(深部体温)が上昇します。
1セット(15分)サウナに入ると、
- ウェットサウナ(60℃)では、0.8℃
- ドライサウナ(90℃)では、0.5℃
深部体温が上がります。
自律神経が整う
サウナに入ることで、自律神経が整い、眠気につながります。
自律神経は「ONにする交感神経系」と、「OFFにする副交感神経系」の2つからできています。仕事終わりは、交感神経系が優位な状態で心身ともに緊張状態にあり、このままでは、深い眠りにつくことができません。ですが、サウナで「ととのう」ことで、意図的に副交感神経を優位にし、自律神経を整えることができます。
「ON」だった自律神経が、「OFF」へと切り替わり、リラックス状態の中で、泥のように眠りにつくことができるのです。
セロトニン分泌の促進
温冷交代浴(サウナと水風呂に交互に入ること)を行うことで、セロトニンが分泌され寝つきがよくなります。
サウナには、睡眠ホルモンを作る材料である、”セロトニン”という物質を分泌する効果があります。この“セロトニン”が不足するによって、以下のような症状が起きてしまいます。
- 不眠
- 仕事への意欲の低下
- 向上心低下
- イライラ感
これらを「セロトニン欠乏脳」と呼びます。仕事やプライベートでモヤモヤした際は、セロトニンが低下している可能性があるので、サウナに入り“温冷交代浴”をすることで、改善していきましょう!
快眠効果を得られるサウナの入り方
快眠効果を得るためには、サウナの入り方も工夫すると良いでしょう。