「ハイボールは太らない」は嘘?焼酎とどっちが太るのか[管理栄養士監修] (1/3)
「ハイボールは太らない」という噂を聞いたことがありますが、これって本当なのでしょうか? 管理栄養士さんにハイボールは太らないのか聞きました。
焼酎とどっちが太るのか、ハイボールの他に太りにくいお酒は何なのかなども。ダイエット中でもお酒を楽しみたい方は必見です。
「ハイボールは太らない」は嘘? 本当?
「ハイボールは太らない」とは言い切れませんが、ビールや日本酒などの他のお酒に比べると「太りにくい」というのは本当です。
ハイボールが太らない理由
ハイボールが太りにくいのは、材料となるウイスキーに糖質が含まれないからです。
ビールや日本酒などのお酒は、糖質を含みます。そのため、飲みすぎると体脂肪として蓄えられてしまいます。最近ではダイエットの一環として「糖質オフ」を意識する方が増えているのもあり、糖質を含まないハイボールが選ばれる場面が増えているようです。
必ずしも「太らない」わけではない!
糖質がないとは言え、アルコール自体にカロリーが含まれるため、当然ハイボールにもカロリーが含まれます。ハイボールジョッキ1杯(ウイスキー37.5ml)では88kcalほどです。
アルコールは1gあたり約7kcalですが「エンプティ―カロリー」と言われ、カロリーの心配がないと言われることもあります。しかし、アルコールは代謝される際に体脂肪になりやすいことが知られているため、「全く太らないわけではない」ことを覚えておきましょう。
ハイボールを飲んで太った……なぜ?
ハイボールを飲んで太ってしまった場合、
・飲みすぎている
・ジンジャーエールやコーラなどで割っている
・高カロリーなおつまみを食べすぎている
などのことが原因として考えられます。
太らないお酒の飲み方のポイント
ポイント① 適量を心がける
ダイエット中でもお酒を楽しむなら、まずは適量を心がけるようにしましょう。
先述した通り、ハイボールの適量は300mlほどが目安です。適量の範囲であれば、カロリーの摂りすぎの心配が少なくなります。
ポイント② ヘルシーなおつまみを選ぶ
おつまみは、あっさりしたものや野菜を中心にすると、カロリーを控えられるのでダイエット中でも安心です。
肉なら脂質の少ない鶏ささみや鶏むね肉を使った料理、魚ならシンプルな刺身がヘルシーでおすすめです。野菜たっぷりのサラダや和え物なども選ぶと良いでしょう。