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「ととのったー!」サウナで手にする絶頂体験のハウツーをマンガ家タナカカツキが明かす(前編) (1/3)

 ここ数年、にわかにサウナのブームが来ているという話があります。サウナといえば、疲労回復、美肌、安眠といった健康効果が言われるところで、うれしい効能がありそうです。

 ただ、やはりサウナというと、暑〜い部屋の中で汗をダラダラ流し、我慢の末にさっぱりするもの、といったイメージはいまだに根強いのではないでしょうか。健康効果は気になるけれど、わざわざ苦しい思いをしにいかなくても……と二の足を踏み人もいると思います。

 ただ、世の中のサウナ好き、俗に「サウナー」と呼ばれる人たちは、実にサウナ自体をエンジョイしているようです。そこで今回、サウナの魅力をコミック・エッセイ『サ道』に著したマンガ家のタナカカツキさんにインタビューを実施。日本サウナ・スパ協会公認のサウナ大使であるタナカさんに、サウナの楽しさや正しい入り方についてお話しをうかがいました。

▼後編はこちら

サウナは"休むエンターテイメント"?マンガ家タナカカツキが語るサウナの魅力(後編) | 健康×スポーツ『MELOS』

ある日、サウナに入って絶頂に達し「ととのったー!」

――タナカさんがサウナに目覚めたきっかけはなんですか?

私はマンガ家なので、室内で仕事がほぼ完結してしまうんです。当然、運動不足が気になりますよね。だから消しゴムかけたら筋肉がつるくらいです(笑)。これは危ないということで、ジムに行き始めたんです。身体を動かさないと本当にまずいんじゃないかとね。

その頃、ちょうど家の近所にスポーツ・ジムができたので、通うようになりました。ジムの中にはサウナ室もあったので、ちょっと入ってみたんです。まあ、その頃、サウナは苦手だったので、しんどくなったらすぐに出ていました。横に水風呂もあったんですけど、(冷たくて)絶対に入れないと思っていましたし。

でも、サウナ室にいると身体が火照ってくるので、水風呂に足を浸けてみるとやっぱり気持ちいいんですよね。それから膝丈くらいまで入って、またサウナ室に戻ると、次はもっと(水風呂に深く)入れる。そういうことを何回か繰り返す日々があって。

水風呂にもちょっと慣れてきた頃ですが、ロッカー前の脱衣所のベンチに腰掛けていたら、急に(気持ちのいい状態が)来たんですよ。心臓がドキドキして、身体じ〜んとシビレはじめて、恐る恐るそれを何回か続けているうちに、ある日「ととのった」んです(註:タナカさんの著書『サ道』の中では、サウナに入って絶頂に達したときの状態を「ととのう」と表現している)。

もう快感物質がドクドク出ているような感じで。調べてみたら、サウナには本当にそういう効能があるのがわかりました。それがきっかけでサウナをテーマにWEBメディアでエッセイを書き始めたんですが、それがハマり始めたきっかけです。

▲タナカさんが持つ、日本サウナ・スパ協会発行のサウナ大使専用ゴールド・パスポート

――「ととのった」状態を言葉にするとどういう感じですか?

「恍惚」ですね。身体がシビレて気持ちいいし、心は静かに広がって、五感が冴えて目がよく見えるような感じがするし、音もよく聞こえる。食事も美味しいし、なんかムチャクチャやる気がある。

それで、どうやったら一番良い状態に持っていけるのかを考えて、いろいろ試すようになりました。長く水風呂に入ったり、意識が遠のいてまた戻ったりを楽しんだり。今思えば無茶なことをしていたなと思います。ただ当時はそれが面白すぎて。

やっぱり「サウナの入り方」というのがあるんですよね。それがまったく伝わってないんです。サウナの入り方というのは一概に言えないんです。やはり人それぞれ、疲れ具合いだとか、体質だとか、違うんですよね。

サウナ室と水風呂の往復によって効果が生まれる

――サウナの入り方についてお聞きします。まずサウナ室に入っている時間はどれくらいですか?

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